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2006-01-20 (Fri) | 絵本(日本昔話) | COM(5) | TB(0)
おにのよめさん
おにのよめさん
おすすめ度
ジャンル:民話
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら6歳~



先日、紹介した『鬼といりまめ』と同じ民話です。が、作者と絵も違うので、全く違う印象の物語になっているのがユニークです。

「昔伊豆の山奥に角が一本でちんちくりんのおにがいました」と始まるこの物語の鬼は、『~いりまめ』の鬼と違い、どこか可愛らしさや愛嬌を持つ鬼です。
で、嫁をやると約束したのは父親で、娘おふくも一人娘ではなく、三姉妹の末っ子として描かれています。
そして、母から受け取った菜種は、おふくが蒔くのではなく、たもとから自然にこぼれてしまうのです。
鬼はとてもおふくに親切でおふくも何不自由なく暮らします。
どうやら、おふくはホームシックになり、春に咲いた菜の花を見て帰宅しようと思います。
『いりまめ』の話と違い、この物語では鬼には落ち度がありません。
比較的最後までいい鬼として描かれています。
ただ、やはり、炒った豆を鬼にやり、豆から芽がでるまではおふくを返さないと言うところは同じ。
そして、
「鬼は外。
ふく(おふく)は内」というセリフもありました。
つまり、ふくは福とおふくのふくをかけているのですね。
これで、ようやく『おふく』の名前が使われる理由もはっきりしました。

最後にこんな文があります。「節分の晩にまく豆はゴロゴロ焦げ色になるまでまくもんさ。もしも、鬼が拾ってまいて芽が出たらたいへん。鬼が娘を連れて行くぞな…」と。

かわいい娘を鬼にやりたくない。そんな親心から生まれたお話なのですね。

ちょっとわき道
それにしても、つくづく、鬼って悲惨な運命を辿りますよね。

ずーっと、鬼の絵本について書いてきていますが(これからもいくつか紹介する予定ですが)、

怖い鬼はまだ出てきていません。

鬼が勝つ話も。。。。

鬼ってほんとうに怖いのだろうか?

って思いますね。

何だか、人間の方がよっぽどずるがしこくて、強い気がするのですが…。

どうですか?

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