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2005-12-29 (Thu) | 絵本(外国の民話) | COM(2) | TB(0)
ゆきむすめ
おすすめ度
ジャンル:切ない&民話
読んであげるなら5歳~
自分で読むなら小学校低学年~




子供のいない老夫婦がある日、雪で娘の人形を作りました。すると、突然、雪むすめはにっこり笑って歩き出したのです。喜んだおじいさんとおばあさんは、彼女をとても可愛がります。そして、冬が過ぎ、春になると、雪むすめは家にこもって寂しそうにしています。やがて、夏が来て、村の女の子たちと一緒に森へ遊びに行くことに。。。太陽を怖がる雪むすめ。日が沈んでホッと安心していたら、女の子たちが焚き火の飛び越えごっこをはじめました。女の子たちがからかうので、思い切って飛んだ雪むすめ。でも…。

ロシア民話風に描かれていますが、日本でも似たようなお話がたくさんあります。
でも、どれも、最後は消えてしまう切ない結末を辿ります。
いつも思うのが、どうして「雪」で作られていることを周囲の人は忘れてしまうのだろうということ。
雪むすめたちは、自分が何で作られているかを知っています。
だから、彼女たちは夏を嫌ったり、お風呂を嫌がったりします。
それでも、無理やり外出させたり、お風呂に入れたりして、はかない命が消えてしまいます。
ほとんどの物語(この絵本も)はそこで話はおしまいになりますが、私はどうしてもその先を考えてしまいます。
きっとおじいさんたちは後悔しただろうな…と。
子供のいない老夫婦に神様から授かったような雪の子供。
彼らはどうして、もっと大切にしなかったのか、そして「雪」であることを忘れてしまったのか不思議です。
しかも、子のない老夫婦に男の子が授かった場合は「桃太郎」や「ちから太郎」のように結末は子として成り立つのに比べ、女の子の場合は往々にしてはかなく消えてしまうのでしょう?
結局、女の子は嫁に行ってしまう…というのを暗示しているのでしょうか?

そして、雪で作られた子供の話がこんなにも切ない最後を遂げるのは、雪そのものがはかなく、一瞬で消え去ってしまうというものだから、このような話になるのかもしれないですね。

ちょっとわき道
こんな風に日本の民話と外国の民話には共通点が多いことに気づきます。

民話だけでなく、ギリシア神話や古事記などにも良く似たお話って多いですよね。

人の考えることの基本的なこと、生活に根付くものや感性って世界に共通することもあるんだなぁと実感します。

絵本から広がる世界。

そんなことを考えるのも楽しいですね。

書評も書いてます↓


詳しくは↓


bk-1
ゆきむすめ
内田 莉莎子再話 / 佐藤 忠良画


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