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2005-11-29 (Tue) | 絵本 | COM(8) | TB(0)
まこちゃんしってるよ (1)

おすすめ度
ジャンル:感動
読んであげるなら5歳~
自分で読むなら小学校低学年~



大好きな本なのに絶版になっている絵本が多くあります。その中でも特に、復刻して欲しい絵本がこれ『まこちゃんしってるよ』です。作者は松谷みよ子さん、絵は西巻茅子さんの絵本界のゴールデンコンビの作品です。

お話は、3歳のまこと君とそうじきにされちゃった象の物語。ある日、まこと君がそうじきに向かってお話していると、そうじきが可愛い子象に変身! 象の友達が出来て喜んでいたまこと君ですが、象はちょっぴり寂しそう。その理由は後で明らかになるのですが、ある風の強い晩、まこと君がひとりで寝ていると、風のおばけが襲ってきます。
「ゲハハハ、ゲハハハハ」と恐ろしいうなり声を上げて。
震えるまこと君を助けにやってきたのは、小さな象でした。
オドロオドロしく威嚇する風のおばけに象は勇敢に立ち向かいます。
鼻で風のおばけを吸い取って、とうとう退治してしまいます。

そして、象はまこと君を背中に乗せて、夜空を飛びながらポツリポツリと話始めました。どうして、そうじきになってしまったのか…。

「ぼくは、小さな泉を独り占めしていたんだ。喉の渇いた、やせ衰えた象がやってきても、一滴も水をあげなかった。だって、誰にも触らせたくなかったから…、気がついたらそうじきになっていたんだ」。

いつの間にか、象さんの背中で眠ってしまったまこと君。目が覚めたら、いつもと同じベッドの上でした。
そして、昨日まで動いていた掃除機が動かなくなってしまっていたんです。
まこと君は何故、掃除機が動かなくなったのか、象さんがどこに行ったのかわかりました。涙がこぼれそうになったけど、ひざにほっぺたをおしつけてじっと堪えるまこと君でした。

一晩で読み聞かせるには、ちょっぴり辛くなるぐらい長いお話です。
でも、この物語にはそれ以上に子供たちに伝えたいことがたくさんつまっています。
独り占めってどういうこと?
大好きな人との別れとそれを乗り越える方法。
恐ろしいものに立ち向かう勇気。
そして、哀しんでいる友への思いやり…。

松谷みよ子さんの物語の世界へ引き込むような魅力あるストーリーと、
西巻茅子さんの可愛らしい絵が見事に調和している絵本です。



 まこちゃんしってるよ


図書館で見つけたら、読んでみてください。おススメです。

ちょっとわき道
掃除機って象さんに似ていると思いませんか?

我が家の子供に、この絵本を読み聞かせたら、掃除機が大好きになりました。

ちょうど古い掃除機があったので、目を書いて可愛い象さんに変身させました。

私は最新式の掃除機でお掃除。

子供たちは古い象さん掃除機でお掃除。

まぁ、掃除と言っても、電源を入れずにお鼻(ノズル)を動かすだけなのですが…。

しまいには、乗ったり転がしたり…。

あと、子供たちがいつまでも寝てくれない夜にもこの絵本が活躍します。

「いつまでも、寝ていないと風のお化けがくるぞぉぉぉ」

風のおばけなんて来ないモーンと言い返しますが、

「ゲハハハハハ、ゲハハハハ」と低い声でうなると

布団を頭からかぶって、子供たちは抱き合って寝てしまいます。

そして、必ず

「象ちゃーん、掃除機の象ちゃーん、助けに来てぇぇぇ」なんて叫んでいます。

絵本から広がる世界って大きいですね。

復刻を望みます。

書評も書いてます↓


bk-1
まこちゃんしってるよ
松谷 みよ子作 / 西巻 茅子絵


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