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2005-11-20 (Sun) | 絵本 | COM(5) | TB(1)
花さき山

おすすめ度
ジャンル:感動
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら小学校低学年~



10歳の少女あやが山の奥で不思議な山姥に出会い、花が咲き乱れる光景を目にする。そして、山姥が静かに語りかける「あや、何故、花がこんなにきれいか、何故こうしてさくのか、そのわけを知っているか? そのわけは…」。
自分のことより、人のことを考え、涙をこらえてしんぼうする。そのけなげさと、やさしさが花を咲かせる。花さき山はそんな人間の美しい心が集まった山。あやは幼い妹のために自分の着物をがまんし、ふたごのあんちゃんは弟の甘えたい気持ちを優先させ、自分はじっと母の愛をこらえている。
巻末に作者の斉藤隆介が添えているコメントには「私はけなげな風景にはとても弱い。―小さなものが、もっと小さなものを『あれは自分より小さいんだから』と自分に言い聞かせてジッと辛抱している風景などを見ると、アフッとあやうくせぐり上げてしまいそうになる」と書かれています。
私自身も小さい子供のけなげな姿には胸打たれることが多いです。
それも、さりげないこと、ちょっとしたことに。。。
子供を産んでからは特に、そんなことに感動したり、切なくなったりすることが多くなりました。

子供が成長する過程で、誰もが経験する、苦くて切ない「がまん」や「さびしさ」が一輪の花を咲かせるという表現で美しい物語に描いた秀作です。
民話調の語り口と、滝平二郎氏の美しい切り絵が、物語をよりいっそう深みのある情緒豊かな作品に仕上げています。
自分の子供が、がまんができた時、人に優しいことができた時に読んであげたくなる作品です。

ちょっとわき道
娘がまだまだ、甘えたい盛りの2歳の時に息子が生まれ、おっぱいも抱っこも息子が中心。

特に、おっぱいの時間は、そっぽを向いて、小さいながらにも我慢している娘の様子がけなげで可哀相でした。。。

そんな時に読んであげたのがこの絵本。

内容はちょっぴり難しかったみたいですが、

「あなたにもきっとこ~んなにきれいで、こ~んなに素敵な花がいっぱい咲いているね」なんて話ながら読んだのを覚えています。

娘は今でも『花咲き山』を信じているようで、

ちょっと我慢したり、弟を優先させたりした時に

「きっと花さき山にいっぱいキレイな花が咲いているで!!」と言ってます。

我慢すること、優しいことをしても実際には目に見えません。

それをしたから、自分自身に利益があるわけでもありません。

そうすることによって、相手が喜び、感謝する、ただそれだけのことです。

相手の喜びや感謝されることを嬉しいと感じるには、小さい子にはまだまだ無理なこと。

優しくしたり、我慢したりすると何かいいことあるの?

そう聞かれた時、きれいなお花が咲くんだよ、と話してあげると、すんなり受け止められるみたいです。

『花さき山』はそんな意味でも娘の心の成長に役立った絵本です。

書評も書いてます↓


詳しくは↓Amazon


bk-1
花さき山
斎藤 隆介作 / 滝平 二郎絵


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原点
 久しぶりにバレエに行って喜んでいたのもつかの間、風邪をひいたらしく激しい頭痛。今日は一日加湿器をつけた部屋に引きこもり、昨日買ってきた絵本を開く。 絵本『花さき山』は、この間彼岸花を見に行った話(「涙花」)でも書いた、私の原点とも言える傑作だ。昨日バレ …
2005/12/11 17:31  Bisou's Blog
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