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2006-08-15 (Tue) | 絵本 | COM(10) | TB(0)
お母ちゃんお母ちゃーんむかえにきて
お母ちゃんお母ちゃーんむかえにきて―集団疎開の絵本 / 奥田 継夫、梶山 俊夫 他
おすすめ度
ジャンル:戦争
読んであげるなら6歳~
自分で読むなら小学校低学年~




戦争中、大阪から島根県へ集団疎開をした男の子の気持ちを綴った物語。
まだ、幼い少年が母や兄弟と離れ、「勝つ日のために、勝つ日のために」としんぼうしながら疎開暮らしをします。
母親との手紙の交換や規則正しい生活など、まだ母親を恋しいと思いながらもどこか楽しい雰囲気もある最初の頃。
ところが、冬が過ぎ、戦況がどんどん厳しくなるにつれて、疎開暮らしも悲惨を極めてきます。
シラミ、蚤で苦しみ、食料難で飢餓にあえぎ、いじめや体罰…。
そんな中訪れた一通の手紙には
父戦死の知らせが…。
母との面会を叶えた少年が望むことは「帰りたい」という気持ちだけ。
「おかあちゃんむかえにきて、むかえにきて」という願いもむなしく、
春に届いた知らせは大阪空襲で母と兄弟が亡くなったこと。
そして、迎えた終戦。自分ひとりが生き残り、孤独になった少年の
「おかあちゃん」と母を呼ぶ声だけがむなしく響きます。

戦争がもたらすのは死や恐怖だけではないのですね。
孤独という耐え難い苦痛と哀しみも小さな子供たちに強いるのです。
母親は「この子だけでも生きていて」と願い、疎開へ子供を送り出し、
生き残った子はたった一人の孤独に苦しむことになる。
戦争とは非情なもの。少年の関西弁がいっそう臨場感をかもし出しています。

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私の両親も戦争体験者。

母もこの絵本のように疎開を体験したひとりです。

疎開での体験話は興味深いことが多く、時々話す母の思い出に耳を傾けることが楽しみでもあります。

「疎開」なんて言葉はきっと今の子供たちには理解できないのでしょうね。

という私も実際どんなものかはわかりません。

でも、体験者の話を聞いたり、絵本を通じて、知ること…それが大切なんだと思います。

母を通じてさまざまな戦争時のことを知り、それをまた私達の子供に伝えていく。

今を生きる私たちのひとつの役目だとも想っています。

今日は終戦記念日。夏のほんの数日間でも戦争について考えてみる…そんな日があってもいいと思います。

ちなみに、毎年放送される『火垂の墓』などの戦争アニメやドラマが今年はあまりないですね。

ちょっぴり寂しく想うこのごろです。

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