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2005-11-07 (Mon) | 絵本(大人に読んで欲しい作品) | COM(2) | TB(1)
ぼくを探しに

おすすめ度
ジャンル:哲学絵本
読んであげるなら6歳~
自分で読むなら小学校高学年~



英語のタイトルは「Missing Piece」。一部が欠けた石ころが、コロコロ転がりながら、失われたかけらを探すお話の絵本です。
「何かが足りない。だから僕は楽しくない」
だからかけらを探しに行く。雨の日も風の日も、いろんなものと出会いながら、登ったり、転がったりて…。
そして、出会った様々なかけら。
大きかったり、小さかったり、ピッタリのものでも僕がしっかりはめていなければ落としてしまったり、きつくはめると壊れてしまったり…。
やっと出会った自分のかけら。ピッタリ一つになって夢中で転がるうちに、何かを忘れていることに気づく僕。
僕はかけらをそっと置いて、また、かけらを探す旅に出る…。

この絵本に初めて出会ったのは学生時代でした。石は自分で、かけらは自分にぴったりの男性なのかな?と思った記憶があります。
今、再び、読んでみると、石は自分にぴったりの女性を探す男性のようにも思えます。シンプルな線だけで描かれたイラストと詩のような文章だけのこの絵本。3歳ぐらいの子供でも読める内容ですが、石の気持ちになって理解するには、大人に読んで欲しい作品です。
年齢を重ねるたびに、この絵本によって受ける印象も変わってくるでしょう。
お話を人間の人生のように捉える場合もあるし、恋愛中の男女を思い描く人もいるでしょう。捉え方は人それぞれ。でも、きっと、この絵本から何かを学び、何かを感じるはずです。
シルヴァスタインの独特の世界を倉橋由美子さんが見事に訳した、美しく切ない言葉も魅力的です。

ちょっとわき道
独身時代に読んだ感想と結婚してから読んだ感想がガラリと変わった絵本です。
学生当時は、この絵本は自分にぴったりの人を見つける絵本だと単純に思っていました。女の子が白馬の王子を待つように。自分にもぴったりの相性の人がきっといるはず!なんて。。。

結婚してから読むと、自分にぴったりのかけらと出会うのが結婚、そして結婚したはいいが、結婚生活は楽しいコトばかりじゃない。ラストシーンは離婚し、自由になったことを描いていると思いました。

そして、また、何年か経つと感想も変わるかもしれません。

この本には続編もあります。続編はかけらが主人公。一緒に読むと思いもさらに深まります。

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自己発見
『ぼくを探しに』  作 シルヴァスタイン  訳 倉橋由美子  講談社パックマンみたいな(←知らない?)主人公。この口のように見えるのは実は欠けた部分。この欠片を探しに「ぼく」は転がっていく。かんかん照りの中、雨の中、雪の中も。時にちょう …
2005/11/18 19:49  えほんのまいにち
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