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2005-11-30 (Wed) | 絵本(大人に読んで欲しい作品) | COM(7) | TB(0)
わかってほしい
おすすめ度
ジャンル:悲しい&心に響く
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら6歳~



並んでいる本の中でふと目にとまったこの絵本。何気なく手にとって、パラパラとめくってみた。
「なぜ?」
「また?」
「なんのためにうんだの?」
真っ赤な紙に描かれたくまのぬいぐるみ。ページをめくるたび、どこか傷ついて、そして次第に壊されていく…。
ぬいぐるみのコロンとした体型、あどけない瞳…子供そのものだ。それが、手がもがれ、中綿が飛び出し、目も外されて。
痛々しくて、胸が締め付けられそうになる。
そして、絵のよこに添えられる言葉は虐待される子供の気持ちを表したもの。
純粋な心は白字で、憎しみの心は黒い文字で重なり合うように描かれている。虐げられている子供は、こんな風に傷つき、同時に憎み、そして悲しんでいるのか…。
最後のページは流れる涙を抑えることができなかった。
著者は「この本を書いたのは 虐待が少しでもなくなればという思いと自分を変えるためのものです」と告げる。
私も思う、この本を読んで少しでも虐待がなくなれば、少しでも愛される子が増えることを祈る。
そして、この絵本を読んだ私の娘は「虐待」がなんなのかは理解できないものの「くまちゃんが可哀想だよ」と泣いていた。

ちょっとわき道
『京女のハマリゴト』でも紹介した絵本です。

今、なお増え続けている虐待。。。。

どうしてこんなことが起こるのか、なぜ子供を痛めつけるのか…。

そこに愛はないのか。。。。

なぜ、そうなってしまったのか。。。。

虐待は、虐待されている子を保護したとしても問題は解決しません。

虐待の連鎖や保護者の生活状況、精神状態…様々な問題が絡んでいます。

最近、虐待についての本を読んでいます。切なくなるもの、怒りがこみ上げるもの、無力感に陥るようなもの…被虐待児の背景にあるのは個々によって違います。。。。

でも、共通しているのは、子供は虐待されても親を慕う気持ちを持っているということ。。。。

劣悪な状況でも、どんなにひどいことをされても、親に愛されたい、もう一度優しい言葉をかけてほしいと思っているのです…。

とってもむなしくなります。。。

子供は宝物。

どんな親でも忘れないでほしいものです。

もちろん、私も。。。。

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2005-11-29 (Tue) | 絵本 | COM(8) | TB(0)
まこちゃんしってるよ (1)

おすすめ度
ジャンル:感動
読んであげるなら5歳~
自分で読むなら小学校低学年~



大好きな本なのに絶版になっている絵本が多くあります。その中でも特に、復刻して欲しい絵本がこれ『まこちゃんしってるよ』です。作者は松谷みよ子さん、絵は西巻茅子さんの絵本界のゴールデンコンビの作品です。

お話は、3歳のまこと君とそうじきにされちゃった象の物語。ある日、まこと君がそうじきに向かってお話していると、そうじきが可愛い子象に変身! 象の友達が出来て喜んでいたまこと君ですが、象はちょっぴり寂しそう。その理由は後で明らかになるのですが、ある風の強い晩、まこと君がひとりで寝ていると、風のおばけが襲ってきます。
「ゲハハハ、ゲハハハハ」と恐ろしいうなり声を上げて。
震えるまこと君を助けにやってきたのは、小さな象でした。
オドロオドロしく威嚇する風のおばけに象は勇敢に立ち向かいます。
鼻で風のおばけを吸い取って、とうとう退治してしまいます。

そして、象はまこと君を背中に乗せて、夜空を飛びながらポツリポツリと話始めました。どうして、そうじきになってしまったのか…。

「ぼくは、小さな泉を独り占めしていたんだ。喉の渇いた、やせ衰えた象がやってきても、一滴も水をあげなかった。だって、誰にも触らせたくなかったから…、気がついたらそうじきになっていたんだ」。

いつの間にか、象さんの背中で眠ってしまったまこと君。目が覚めたら、いつもと同じベッドの上でした。
そして、昨日まで動いていた掃除機が動かなくなってしまっていたんです。
まこと君は何故、掃除機が動かなくなったのか、象さんがどこに行ったのかわかりました。涙がこぼれそうになったけど、ひざにほっぺたをおしつけてじっと堪えるまこと君でした。

一晩で読み聞かせるには、ちょっぴり辛くなるぐらい長いお話です。
でも、この物語にはそれ以上に子供たちに伝えたいことがたくさんつまっています。
独り占めってどういうこと?
大好きな人との別れとそれを乗り越える方法。
恐ろしいものに立ち向かう勇気。
そして、哀しんでいる友への思いやり…。

松谷みよ子さんの物語の世界へ引き込むような魅力あるストーリーと、
西巻茅子さんの可愛らしい絵が見事に調和している絵本です。



 まこちゃんしってるよ


図書館で見つけたら、読んでみてください。おススメです。

ちょっとわき道
掃除機って象さんに似ていると思いませんか?

我が家の子供に、この絵本を読み聞かせたら、掃除機が大好きになりました。

ちょうど古い掃除機があったので、目を書いて可愛い象さんに変身させました。

私は最新式の掃除機でお掃除。

子供たちは古い象さん掃除機でお掃除。

まぁ、掃除と言っても、電源を入れずにお鼻(ノズル)を動かすだけなのですが…。

しまいには、乗ったり転がしたり…。

あと、子供たちがいつまでも寝てくれない夜にもこの絵本が活躍します。

「いつまでも、寝ていないと風のお化けがくるぞぉぉぉ」

風のおばけなんて来ないモーンと言い返しますが、

「ゲハハハハハ、ゲハハハハ」と低い声でうなると

布団を頭からかぶって、子供たちは抱き合って寝てしまいます。

そして、必ず

「象ちゃーん、掃除機の象ちゃーん、助けに来てぇぇぇ」なんて叫んでいます。

絵本から広がる世界って大きいですね。

復刻を望みます。

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まこちゃんしってるよ
松谷 みよ子作 / 西巻 茅子絵


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2005-11-28 (Mon) | 絵本(外国の作家) | COM(2) | TB(0)
ティッチ
おすすめ度
ジャンル:頑張れ!!
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~



ティッチはちいさな男の子。ちょっと大きな姉さんのメアリとずっと大きな兄さんのピートがいます。
兄さんと姉さんが自転車で遊んでもティッチは三輪車。たこあげもそら高くあげられません。ティッチから見れば、兄さんや姉さんが持っているものはとっても大きくて素敵なものばかり。自分はつまらないものばかり持っている気になってしまいます。
でも、最後は逆転! ティッチの持っていた小さな種が芽を出して、グングン大きくなって、兄さんや姉さんを追い越します。

とってもシンプルな文と絵で表現された絵本です。余分なものが全て省かれて、読後にスッキリとした印象をもたらします。

末っ子のもつ劣等感をストレートに表現しているものの、最後の展開で小さくても素晴らしいものがあるんだよ、と教えてくれます。
そしてもうひとつ。誰もがティッチのように小さなものでしか遊べなかった時期があったということに気づかされます。
つまり、最初は誰でもティッチだったということです。
人は大きくなるにしたがって、自分が小さかったことを忘れてしまいがちになります。横柄になったり、自慢したり、優越感をもったり…。
でも、初心を忘れると出鼻をくじかれることもある。
そんなことをさりげなく教えてくれる絵本でもあります。
いつも悔しい思いをしている末っ子ちゃんに読んであげるといいですね。

ちょっとわき道
娘と息子の年齢差は2歳。

たかが2歳、されど2歳です。

玉なしの自転車に乗れたり、ちょうちょ結びができたり、自分で体を洗ったりできるのは娘。できないのは息子。

できる娘は息子にとっても自慢します。

「あんたはできへんやろっ」と。

やってみたくてしょうがない息子。目に涙をためてグッとこらえている姿はいじらしいぐらいです。

そんな時はちょっと助っ人になってあげます。

私「でもな、あんたもできへんかったやろ。つい最近まで。。。。」

娘「それは、そうやけど…」

私「だったら、そんなにえらそうにしない!!」

その後はきまって、ちょっとだけ息子に優しくなる娘。。。

急に大きくなったんじゃないことを分かってもらうと、思いやりも出てくるみたいです。。。

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ティッチ
パット・ハッチンスさく・え / いしい ももこやく


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2005-11-27 (Sun) | 絵本 | COM(8) | TB(0)
ぎょうざつくったの
おすすめ度
ジャンル:楽しい
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら6歳~



またぎょうざの絵本です。
表紙からしてハチャメチャぶりがうかがえるこの絵本。もちろん、内容はそれ以上です。関西弁で読んであげるとさらに面白さがパワーアップします。
おとうさんとおかあさんがお出かけするのでお留守番を頼まれたウナちゃんと友達のマミちゃん。餃子を作ることになって、公園で友達を呼んで皆で協力して作ることに…。
ページをめくるたびに、えらいことになっていくおうちの様子。
子供と一緒に「あちゃー!! ひどいなぁ」と連発です。
餃子の皮は200個! それに、魚の缶詰と白菜とニンニクなどをまぜた具を歌ったり、踊ったりしながら賑やかに包んでいきます。
でも、包み終わった餃子を見て、皆が「まずそう」「へんなの」と言い出して…。

きむらよしおさんの描く迫力ありすぎる絵が、関西弁と妙にマッチして、まるで吉本新喜劇を見ているような痛快さ。
そして、そこに、ほんのりとジワワーンとさせるようなクライマックスもプラスされて、最後は思いっきり和ませてくれます。
何より、子供たちのすることを、あえてハチャメチャに描いているのがとてもいい。変に美しく、妙におりこうさんなお話ではなくて、「そうそう、こうなる、こうなる」と相槌を打ちたくなる親近感のわく内容です。
それと、最初の方のページと背表紙の裏に描かれた百面相が最高!
子供たちはお話の内容よりも、この百面相が気に入って、絵本を見ながらやってみては大笑いしています。

ちょっとわき道
この前、子供に餃子を作ろうと約束して、未だ果たせていない私。

晩御飯のたび、「今日は餃子とちゃうの!?」といつも責められていました。。。。。

だって、忙しい時は餃子作りたくないんだものぉぉぉぉ。

「明日ね、明日ね」なんて引き伸ばしているけど、この本読んで限界かな。

本当に明日は餃子を作らねば…。

子供たちだけで作られたら、それこそえらいことになりそう。。。。

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ぎょうざつくったの
きむら よしおさく
\1,260福音館書店

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2005-11-26 (Sat) | 絵本 | COM(7) | TB(2)
きょうはなんのひ?

おすすめ度
ジャンル:優しい気持ちになれる本
読んであげるなら5歳~
自分で読むなら小学校低学年~



物語は表紙の絵から始まっています。朝ごはんを食べている両親のそばを、手に赤いリボンをつけたまみこがそっと通る姿。そして、表紙をめくると、タイトルとともにお父さんのスーツのポケットに手紙を入れているまみこが。
学校に行く時のまみこのとっても嬉しそうな笑顔が印象的な最初のページには、「おかあさん、きょうはなんのひだかしっているの?しーらないの、しらないの、しらなきゃかいだん三だんめ」と謎解き歌のようなまみこのセリフ。そう、これから、まみこの残した手紙をもとに、おかあさんが謎解きをしていくお話が始まります。「きょうはなんのひ」をキーワードに…。そして、お話だけではなくて、手紙のイラストにも素敵なヒントが隠されている二重の面白さも堪能できます。
なんと言っても、林明子さんのほのぼのとした絵がこのお話の内容にピッタリ! 細部にまで繊細に描かれている(例えばまみこの好きな絵本の絵!!)ところは林さんの絵本ならではの醍醐味があります。
そして、まみこが両親を喜ばすために工夫したしかけがとってもユニークで心あたたまる内容! 最後を言ってしまうと面白くないので書きませんが、とにかく何度読んでも楽しめる絵本です!
特に、お母さんが読むと「あぁ、こんなことを子供にしてもらえたら、すごく嬉しいだろうなぁ」と羨ましくなってしまうはず。
それにしても、まみこちゃんって天才かも…。

ちょっとわき道
何かの記念日に誰かからサプライズなことをしてもらったことはありますか?

私はないです。。。il||li _| ̄|● il||li

私が計画するのは大好きなんですが…計画してもらったことはありません。。。。

よく聞くのはプロポーズのサプライズですが…私の場合、半分自分から結婚を促したのでそれもなし。

結婚記念日も自分でホイホイ用意しているし…。

誕生日に至ってはプレゼントすらいいかげんになりつつある。。。
これで買っといてとギフト券を渡されたり…。

今後は子供に期待してます。

どんなことしてくれるかな。

逆に何もしてくれなかったら、寂しすぎるけどね。。。。

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2005-11-25 (Fri) | 絵本 | COM(6) | TB(2)
しゅくだい

おすすめ度
ジャンル:優しい
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら小学校低学年~



めえこ先生が出した宿題は『だっこ』。もぐらのもぐくんは嬉しそうに急いでおうちに帰ります。元気よく「ただいまぁ」と言うと、返ってきたのは「しっ!静かに!」というお母さんの言葉。赤ちゃんの世話や家事で忙しいお母さんに、もぐくんはなかなか宿題を言い出せません。そして、しょんぼりしながら晩御飯を食べていると、お父さんやお母さんがようやく宿題のことを聞いてくれます。
最初はお母さんが歌を歌いながらだっこ、次にお父さんがギューッと抱きしめてくれるだっこ、そして、最後にふんわり包んでくれるようなおばあちゃんのだっこ。翌朝はみんなの表情も生き生きして元気そう。

先日、娘の小学校入学前検診で、校長先生が紹介してくれた絵本です。
先生はこのお話が子育ての理想と話していました。
学校から家族との絆を深める提案をし、そして家族みんなで子供を慈しむ。。。子育ては家庭も学校もできれば地域全体でするものだ、と。

本当にこの絵本で描かれているのは、そんな心温かくなるお話。もぐくんが帰ってからのお母さんの対応には「ひどいな」と思う人がいるかもしれないですが、一般的なお母さんってこんな風にとっても忙しい。子供を優先とは思っていても、なかなか話を聞いてあげられないのが現状です。でも、家族が一緒に食事をし、そこで子供の話をちゃんと聞いてあげる。それが大切だなと思います。そして、子供からも言い出せない抱っこ、大人も忘れがちな愛情表現をするきっかけになるような宿題のテーマ。めえこ先生の気遣いがとっても素敵です。
絵本を読んだ後は、子供を抱きしめたくなる…そんな絵本です。
小学校に通うお子さんなら「こんな宿題ばっかりだったらいいのに」なんて思うはず!

ちょっとわき道
この絵本を読んでいると娘が

「もぐくん、わたしみたいやな」と言いました。

それは、おかあさんが忙しそうにして、もぐくんのお話をなかなか聞いてあげられないシーン。

あぁ、私もきっといつもいつも「後で後で」とか言って娘の言いたいことを聞いてあげていないんだなぁ…と気づかされました。

絵本を読み終えてから息子を抱きしめ、そして娘を抱きしめながら
「何か聞いて欲しいことある?」と聞くと

「ううん、無いよ」とニコニコ顔。



きっと、ギュッとして欲しかったのね。

これからはちゃんと言いたいこと聞くね。どんなに忙しくても…。

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2005-11-24 (Thu) | 絵本 | COM(8) | TB(4)
あさえとちいさいいもうと

おすすめ度
ジャンル:感動
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~



以前に書いた、『いもうとのにゅういん』のプロローグ的な絵本です。
おかあさんに言われて留守番するあさえ。すると、いもうとのあやちゃんがお昼寝から起きてきました。小さいあやちゃんを喜ばせようと夢中で地面に絵を書いて、ふと気づくと、いもうとがいない!!
大通りに行ったのかな? 泣き声が聞こえる!! 公園かもしれない!! でも、でも…。
心臓のドキドキする音、泣きたくなるようなあさえの気持ちが伝わってくるようです。
幼いあさえが初めて体験する責任感が芽生える瞬間と小さい妹を心配する気持ちが巧みに表現された作品です。
そして、この絵本をさらに情緒豊かに仕上げているのが、林明子さんの絵。急にいなくなった妹に驚く時のあさえの横顔、探し回っている時は後ろ姿しか描かれていないのに、服の動きやあさえの立ち止まる様子や手の動きだけでその瞬間のあさえの感情が伝わってきます。
最後にあやちゃんを見つけたときのあさえの笑顔とちいさな妹を抱きしめている二人の絵は感動的です。ほんわかと温かい気持ちにさせられます。
子供たちだけでなく、大人にも愛されている絵本です。

ちょっとわき道
実は、私も同様の経験があります。。。

息子がお昼寝している間、娘を3軒隣のピアノ教室へ迎えに行った時。

その間、わずか3分ほど。

玄関のドアが開いていて、2歳の息子がいない!!

?(゚Д゚≡゚Д゚)?

必死になって娘と近所を探し回りました。。。。。。

ご近所の方々も一緒に…。

すると、息子は一本筋の違う道路を歩いていました。

息子の名前を呼び続けている間、心臓が飛び出そうで、目から涙があふれました。。。。

以来、どんなことがあっても、お昼寝中でも起こして連れて行くことにしています。。。。

小さい、小さいと思っていても、ちょっとずつ成長しているんですね。

ドアの鍵をはずせるとは思いませんでした。。。。

反省…。

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2005-11-23 (Wed) | 絵本(外国の作家) | COM(6) | TB(0)
ピーターのいす

おすすめ度
ジャンル:優しい
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~



ピーターには産まれたばかりの妹がいる。つみきで遊んでいると、「しずかにして」と注意されるし、お母さんは妹ばかりかまってる。しかも、自分の愛用していたゆりかごや椅子までピンクに染められて…。
まだ、ペンキを塗っていないいすをみつけたピーターは、犬のウィリーとプチ家出を決行! そして、持ち出した自分の椅子に座ろうとして、座れないことに気づきます。そう、ピーターは大きくなって、もう赤ちゃん用の椅子には座れなくなっていたんです。
今まで両親の愛情を独り占めしていたのに、妹や弟ができると、急に疎外感を感じてしまう小さなお兄ちゃんやお姉ちゃんたち。ピーターもそう。でも、ピーターがその気持ちを我慢せず、思ったとおりに行動し、そしてそこで失敗することで、自分の成長を自覚していく様子が素晴らしい。
この本を描いたキーツの独特の色彩や美しい絵が、子供の純粋な心をうまく表現していると思います。
詩のようにリズム感のあるお話も子供たちの心にすんなり受け入れられる内容です。
今、お兄ちゃんやお姉ちゃんになったばかりの子供たちへ読んであげて欲しい作品です。

ちょっとわき道
いわゆる赤ちゃん返りというのでしょうね。

弟が産まれたばかりの娘にもありました。

それ私のよ!! 私のなのに!!

自分の大切なものが次々と奪われて、皆の視線も赤ちゃんばかりに注がれて、とても辛くて寂しい気持ちだったのでしょう。

で、ウチでは小さなオムツをはかせてあげました。

はけない!!

でしょ~、でしょ~!! 大きくなったんだよ。他のものもあなたには小さすぎるから、赤ちゃんにあげようね。
あなたは大きくなったから、大きいサイズのものを揃えようね。

「お姉ちゃんになったんだから」という言葉だけでは子供は納得いきません。

こんな風に大きくなったと自覚することが大事ですね。

それと、オーバーなぐらいの「あなたも大事よ」という表現も。。。

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2005-11-22 (Tue) | 絵本 | COM(2) | TB(0)
ぎょうざのひ

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ジャンル:楽しい
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~



「きょうだけははやくかえるの。だってきょうはぎょうざのひ」そういうと女の子は元気よくおうちへ帰って、妹や弟に「はじめるよっ!」と号令をかけます。
そして、材料が入ったボールがテーブルに置かれたのを合図に、餃子作り合戦スタート!!
喧嘩したり、仲直りしたり、ハチャメチャな餃子を作って楽しんだり、皮が足りなくなって穴だらけのボロボロ餃子になったり…。
賑やかでワクワクする餃子作りの様子です。
そして、焼きあがったら、これも楽しくて気の休まらない餃子の争奪戦が!!
とにかく、読んでいて、子供と一緒に大笑いできる絵本です。
誰でも一度は口にしたことがある餃子だからこそ、あるあるというような親近感や共感もわく作品。
何より、絵本に描かれている子供たちの表情が豊かで生き生きしているのが印象的。
読んでいるうちに、よだれが出てきて、読み終えたらすぐにでも子供たちと一緒に手作りして、餃子を食べたくなる絵本です。
我が家でもこの絵本を読んだあとは、決まって「明日は餃子にしよう!!」と子供と約束してしまいます。

ちょっとわき道
我が家でも一度、子供と一緒に餃子を作ったことがあります。

ひき肉と野菜をみじん切りにしてボールでこねて、さぁ皮に包もう!!となると、子供たちは大喜び!

それぞれ、思い思いの餃子を作っていきます。

そのどれもがまともな形をしていません。

皮はビリビリに破けているし、中には具が入っていないものまでありますil||li _| ̄|● il||li

あぁぁぁぁ。という気分で、途中で終りにして、こっそり直して焼いていました。

「私が作ったのどれぇぇぇ」なんて娘が探すと

「コレコレ!!」と適当に答えたりして…。

でも、へんちくりんな餃子を食べるのも子供にとっては楽しいんだナと

この絵本を読んで思いました。

ごめんね、直したりして。(´Д`;)

明日は必ず餃子にしよっ。

手間がかかるし、後始末も大変だけど、包むのは子供に任せてみようかな。

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2005-11-21 (Mon) | 絵本 | COM(4) | TB(0)
はははのはなし

おすすめ度
ジャンル:科学&ユニーク
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら6歳~



どうして歯を磨かなくちゃならないのかな? どうして歯は虫歯になるのかな? 
 そんな子供の疑問を、絵と文でわかりやすく説明してくれている絵本です。
 特に、砂糖を食べると歯がどんな風に溶けていくか、とてもリアルに表現されているので、歯磨きを嫌がる子供に読ませるのは効果的!また、歯並びが悪いとどういった害があるのか、歯を丈夫にするにはどうすればいいのかなど、歯の働きについても詳しく書かれています。
子供と一緒に読んでもとても勉強になる話です。
お話の最後には加古さんも似顔絵で登場しています。
それもまた、ユニーク!!

ちょっとわき道
さぁ歯磨きの時間だよぉ~!!

こう言うと「歯磨きやだ!!」「自分で磨く!!」という言葉が返ってきた数年前。。。。

あぁ、歯磨きの大切さを教えてやらにゃ~ならんなぁ。と思って探したのがこの絵本。

実はこの絵本は私が幼い頃にも読んだことがあり、その歯が溶けていくシーンが妙に怖くて、そのシーンだけが記憶に鮮明に残っていたんです。

で、我が家の子供たちにも読んでみました。

「こ~んな風に溶け出すねんでぇ」「怖いやろぉ」な~んて、おどろおどろしく…。

それ以来、歯磨きタイムだけはちゃ~んと言うことを聞いてくれます。ヽ(`∀´)ノ

一般的にある歯磨きの絵本は虫歯になるところまでは、ちゃんと描かれているのが多いですが、この絵本のいいところは、虫歯になったらどういう困ったことが起こるかも書かれているところ。
さらに、虫歯を防ぐにはちゃんといろんな食べ物を食べなくちゃならないことも書かれている点も素晴らしい。

もちろん、これは利用させてもらってます。

野菜を食べないと…

「ほーら、虫歯になるよぉぉぉ」

魚を食べないと…

「あらあら、歯がボロボロになっちゃうねぇぇぇ」

いろんなところで活躍してくれる絵本です。

まさに、絵本様様!!

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2005-11-20 (Sun) | 絵本 | COM(5) | TB(1)
花さき山

おすすめ度
ジャンル:感動
読んであげるなら4歳~
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10歳の少女あやが山の奥で不思議な山姥に出会い、花が咲き乱れる光景を目にする。そして、山姥が静かに語りかける「あや、何故、花がこんなにきれいか、何故こうしてさくのか、そのわけを知っているか? そのわけは…」。
自分のことより、人のことを考え、涙をこらえてしんぼうする。そのけなげさと、やさしさが花を咲かせる。花さき山はそんな人間の美しい心が集まった山。あやは幼い妹のために自分の着物をがまんし、ふたごのあんちゃんは弟の甘えたい気持ちを優先させ、自分はじっと母の愛をこらえている。
巻末に作者の斉藤隆介が添えているコメントには「私はけなげな風景にはとても弱い。―小さなものが、もっと小さなものを『あれは自分より小さいんだから』と自分に言い聞かせてジッと辛抱している風景などを見ると、アフッとあやうくせぐり上げてしまいそうになる」と書かれています。
私自身も小さい子供のけなげな姿には胸打たれることが多いです。
それも、さりげないこと、ちょっとしたことに。。。
子供を産んでからは特に、そんなことに感動したり、切なくなったりすることが多くなりました。

子供が成長する過程で、誰もが経験する、苦くて切ない「がまん」や「さびしさ」が一輪の花を咲かせるという表現で美しい物語に描いた秀作です。
民話調の語り口と、滝平二郎氏の美しい切り絵が、物語をよりいっそう深みのある情緒豊かな作品に仕上げています。
自分の子供が、がまんができた時、人に優しいことができた時に読んであげたくなる作品です。

ちょっとわき道
娘がまだまだ、甘えたい盛りの2歳の時に息子が生まれ、おっぱいも抱っこも息子が中心。

特に、おっぱいの時間は、そっぽを向いて、小さいながらにも我慢している娘の様子がけなげで可哀相でした。。。

そんな時に読んであげたのがこの絵本。

内容はちょっぴり難しかったみたいですが、

「あなたにもきっとこ~んなにきれいで、こ~んなに素敵な花がいっぱい咲いているね」なんて話ながら読んだのを覚えています。

娘は今でも『花咲き山』を信じているようで、

ちょっと我慢したり、弟を優先させたりした時に

「きっと花さき山にいっぱいキレイな花が咲いているで!!」と言ってます。

我慢すること、優しいことをしても実際には目に見えません。

それをしたから、自分自身に利益があるわけでもありません。

そうすることによって、相手が喜び、感謝する、ただそれだけのことです。

相手の喜びや感謝されることを嬉しいと感じるには、小さい子にはまだまだ無理なこと。

優しくしたり、我慢したりすると何かいいことあるの?

そう聞かれた時、きれいなお花が咲くんだよ、と話してあげると、すんなり受け止められるみたいです。

『花さき山』はそんな意味でも娘の心の成長に役立った絵本です。

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bk-1
花さき山
斎藤 隆介作 / 滝平 二郎絵


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2005-11-19 (Sat) | 絵本 | COM(5) | TB(2)
せんたくかあちゃん

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ジャンル:ユニーク
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せんたく好きのかあちゃんがたらいでゴシゴシ洗濯してしまうもの…洋服や靴、枕カバーはもちろん、子供も動物もソーセージも傘も、とにかく家にある全てのものを洗ってしまいます。
洗い終わった洗濯物を庭中にロープを張って、干していると…かみなりさまが落ちてきました。
当然、洗濯の大好きなかあちゃんはかみなりもゴシゴシ洗濯して…。

えぇ~、あり得ないよぉと思わず言ってしまいそうになるようなお話ですが、とってもユニークで楽しい絵本です。
何と言っても、かあちゃんの気風の良さに脱帽!
それに、腕まくりをして、たらいでゴシゴシしながら洗っている姿は、本当に気持ちよくて、かあちゃんの言葉を借りると
「ラムネを飲んだあとのようなスッキリした気持ち」になれます。

頼もしくて、清潔好きで、さっぱりと描かれている絵本のかあちゃんは、昔懐かしいおかあさんのイメージ。
今では、洗濯機もどんどん便利に開発され、こんな風にたらいでゴシゴシなんて風景は見ることも、体験することもありませんが、力を込めて汚れを落とし、洗濯物を干す爽快感は、ストレス解消にぴったりだなぁとも思わせてくれます。
最後にはちょっとビックリするような展開が待ってます。
それは読んだ時のお楽しみです。

ちょっとわき道
我が家でも洗濯物はすっごく貯まります。

いつも洗濯籠から溢れかえっているあり様。

うんざりした気持ちで洗濯物を洗濯機に放り込み、洗剤入れて、柔軟剤入れて、スイッチオン。

ピーっとなったら、急いで洗濯物を干します。どうやったら、早く乾くか…なんて考えて…。

決して、楽しい時間ではないけど、唯一洗濯が楽しかった時があります。

それは、子供たちがまだ、新生児のころ。

かぶれやすい子供たちには布オムツも使っていました。

ウンチやおしっこで汚れた布オムツを洗う時、最初はゲロゲロォという気分でしたが、そのうち平気に。

そして、ゴシゴシバケツでこすって洗っている時間が楽しくなることも。

あぁ、今日はこんなにキレイに洗えたヽ(`∀´)ノ なんて。。。。

力を入れた分だけ、手間をかけた分だけ美しくなる洗濯物。

なんだか、自分の努力を認めてくれているようで、けっこう辛いけど好きな時間でした。

そして、庭先に干した真っ白なオムツが風にゆれていると、あぁこんなに頑張ったんだぁ、と実感も湧いてきます。

そう、かあちゃんのいうラムネを飲んだ後のスッキリ感ですね。

もう、あの時間は戻ってはこないけど、いい体験をしたな…と私の中では思い出になってます。

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2005-11-18 (Fri) | 絵本 | COM(0) | TB(0)
おじぞうさん
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読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~



『おうめばあさん、おじぞうさんにがんかけた。まごのじろっぺのねしょんべん、なおりますように。おそなえに、だいふくもち3つ。』という書き出しから始まるこの絵本。最初のページは、じろっぺとおうめばあさんが、おじぞうさんに手を合わせている普通の絵。ところが、次のページには、大福もちを見て、よだれをたらすおじぞうさんの側を、一匹の犬が歩いている。さらに、次のページでは、おじぞうさんのよだれを踏んだ犬が、滑って転び、をれを見て大笑いしているバイクに乗った和尚さんのイラストが!
 この絵本は、ページをめくるたびに、原因と結果がおもしろおかしく描かれていて、ハプニングが次々と連鎖していき、最後にはじろっぺのねしょんべんが治ってしまう…そんなばかな!という結果になっています。
 読んでいてとにかく楽しい。味のある方言とテンポのいい文章は、リズミカルに物語を運んでくれます。また、その展開が、突拍子もないハプニングばかりで、笑いのツボを抑えてくれるし、何より、田島征三氏の描くダイナミックでユーモラスなイラストが物語の愉快さをより、強調してくれている絵本です。
 幼い子供にも、分りやすい内容で、読み聞かせていると親子で一緒に声を出して笑ってしまいます。難しく考えることも、説教じみたところもなく、安心して親子で楽しめる作品。子供が何か落ち込んでいる時、元気を出して欲しい時、一緒に笑いたい時、そんな時に「おもしろい絵本読もうか」と言って、読み聞かせてあげたい絵本のひとつ。そして、知らず知らずのうちに、原因と結果というシステムまで幼い子供に自然に教えてあげられるなんて、素敵なことですね。

ちょっとわき道
知らず知らずのうちにこんな原因と結果の話をしていることってありませんか?

私はよく、子供がおもちゃなどを散らかしていると原因と結果的な話になります。

私「おもちゃ散らかしているとどうなると思う?」

子供「?」

私「つまずいて転ぶやろ? そしたらどうなる?」

子供「けがする。。。」

私「それでどうなる?」

子供「お医者さんにいく」

私「それで?」

子供「注射するぅぅぅ

私「なぁ、怖いことになるからちゃんと片付けておかなあかんなぁ」

こういう感じです。

それにしても、私が話すと結果はいつも「注射!!」
楽しいことにもつなげたいものです。。。


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おじぞうさん
田島 征三〔作〕


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2005-11-17 (Thu) | 絵本 | COM(10) | TB(2)
いもうとのにゅういん

おすすめ度
ジャンル:感動
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~



あさえが幼稚園から帰ってくるとお気に入りの人形がありません。「また、あやちゃんのいたずらだ…」
ところが、妹のあやちゃんが盲腸で入院することに。
父親の帰りを待つ間の、一人で過ごす時の不安感、そして妹への想い…。お見舞いに何を持っていこうか考えて、あやちゃんが一番喜びそうなものを思いついたあさえ。
翌日、お見舞いに訪れたあさえが妹にプレゼントした素敵なものは…。
妹の入院という突然の出来事を通して、あさえの心の成長が見事に、そして細やかに描かれた作品です。
この絵本を読む時は、表紙から注目して欲しいです。自分の宝物である人形を欲しがる妹。そして、表紙をめくるとタイトルと一緒に描かれているのは、あさえが人形を大事に扱っているシーン。お話のキーとなるのはこの人形です。どのページにも必ず登場してきています。そして、最後、背表紙に描かれている人形と一緒にいるのは…。そんな楽しみもこの絵本には隠されています。
子供に読む時は、こんな風にあさえも我慢しているんだからあなたも…なんて読み方はNGです。あさえの微妙な心の変化や成長を子供が感じてくれることが大切です。
お姉ちゃんってしんどいね。でも、我慢できておりこうさんだね。
読んであげる親がこんな言葉を言ってあげたくなるような絵本です。

ちょっとわき道
いつも喧嘩ばかりしているウチの娘と息子。

最近、お姉ちゃんであることに嫌気が差している娘は、何かと息子をいじめます。

まるで八つ当たりのように…

でも、息子が病気の時には、側へ行って絵本を読んであげたり、ティッシュを水にぬらしておでこにピタッと貼ってあげたり。

私が息子を怒っていると、「かわいそうやろ!!」と目に涙をいっぱいためてかばってあげたり…。

あぁ、兄弟愛っていいなぁと思う瞬間です。

私は一人っ子だったので、こんな場面を見るととっても羨ましくなります。

だから、時々、息子に「いいなぁ、こんな優しいお姉ちゃんがいてぇ。ママにもお姉ちゃんちょうだい」なんて言うと

「あかん、ぜったいあかん。○○ちゃん(娘のこと)はあかん」とふたりで抱き合って言います。

そんなシーンも微笑ましくって大好きです。

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2005-11-16 (Wed) | 絵本 | COM(0) | TB(0)
ひまわに

おすすめ度
ジャンル:ユニーク
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら6歳~



「これ読んで」と娘が差し出してきたこの絵本。思わずのけぞりそうになるほど、インパクトのある表紙!
何だかひまわりのように見えるけど、そうでもなくて…。
実はこれ、わになんです。
お笑い芸人のようにユニークな風貌でありながら、つぶらな瞳が憎めない、なんとも不思議なキャラの「ひまわに」。
「ひまわにはひまわりみたいなわに。
ひまわにはひまなわに。
きょうもひまわりばたけでおひるね。」
と、物語は始まります。舌を噛みそうになるようなユニークな文と、のんびりとした話が笑いを誘います。
このひまわに、困っている動物に出会っては、心を和ませ、ほんわりと温かな気持ちにさせてくれる人気者です。
笑い者になっているわけでもなく、ただ、存在するだけで心を楽しくしてくれるひまわに。それはまるで太陽のようでもあります。
そして、ひまわにの心の太陽は、おかあさん。
赤く輝く夕日は、美しく暖かで、そして大きくて…。
最後にひまわにが母ひまわにの胸で「今日はとっても楽しかったよ」と言って眠りにつきます。
人を楽しくさせることを楽しいと感じることって素敵だな、と思わせてくれる絵本です。
ちょっと寂しい時、困っている時にふと読んでみたくなりますよ。

ちょっとわき道
この絵本を読んだ時に山下清やジミー大西を思い浮かべていました。

彼らのように、人をどこか和ませたり、笑わせたりすることで、自分自身が幸せに感じることのできる人って素敵だな、と思います。

ひまわには自分の顔がユニークな顔でもそれをコンプレックスに思っていません。

他人がそれを見て笑ったりしても、笑ってくれたことを嬉しく思っているみたいです。

コンプレックスを魅力に変えるって素晴らしいことですね。

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2005-11-15 (Tue) | 絵本(大人に読んで欲しい作品) | COM(4) | TB(0)
どきっ!恋するってこんなこと

おすすめ度
ジャンル:ほんわか
おとなに読んで欲しい絵本



最近、お気に入りのみやにしたつやさんの絵本です。
恋をする時ってどんな時ですか?
恋をしたら、どんな気持ちになりますか?
恋をするってこんなに素敵なことで、こんなに自然なことと教えてくれる絵本です。
おおかみがのはらを駆け巡っていると、お花を摘んでいるぶたちゃんに出会います。
おおかみがどきっ!
思わず、ぶたさんにお花をプレゼント。
夜空に向かって吠えているおおかみを見て、ぶたちゃんがどきっ!
思わずおおかみのようにオォーンと吠えるぶたちゃん。

恋すると不思議と素直になれたり、切なくなったり、小さなことで嬉しくなったり、苦しくなったり…。
おおかみとぶたの恋を、詩のような文章とイラストで可愛らしく表現されています。
子供たちに読んであげましたが、いまいちピンとはこない様子。
逆に私の方が、メランコリックになったりしました。
初めて恋をした子に教えてあげたい一冊です。

ちょっとわき道
実は、最近、娘も息子も幼稚園に好きな子ができたみたい。

私「誰?誰が好きなん?」

娘「内緒。教えてあげへんもん」

息子「あんなぁ~○○ちゃん」

女の子はおませさんなので、ほんとうに恋に近い好きみたいだけど、

男の子は単なる仲良し的な好きとしてとらえているみたいです。

あぁ~、この子たちが燃えるような恋をするんだろうか…

なんて考えると、可笑しくもあり、ちょっぴり切なくもなります。

どうか、今だけはママやパパに恋していてくれぇぇぇ。

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2005-11-14 (Mon) | 絵本 | COM(2) | TB(0)
ひさの星

おすすめ度
ジャンル:感動
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら7歳~



胸に響くようなストーリーと方言交じりの温かな語り口調。読む人の心に残る作品を生み出すことで定評のある斉藤隆介さんと、ふんわりとした優しい画を描くことで人気のある岩崎ちひろさんのコンビが作りあげた絵本。
 無口でひかえめなひさ。体中噛み傷だらけで家に帰り、叱られても多くを語らない。後に、ひさが大きな犬に襲われそうだった赤ちゃんをかばって怪我をしたことが判明するのですが、決して言い訳をせず、また自慢もせず、彼女は優しさと芯の強さをあわせもつ女の子として描かれている。
そして、ある大雨が降った日。三つの政吉がびしょぬれで泣いている。
「ひさが、ひさが」と言い続けて。
最初はひさが政吉を川に落としたと勘違いした大人たちだったが、後にひさが政吉をかばって身代わりになったことが分かるが…。

本当の強さってどんなことだろう、と気づかせてくれる絵本です。
今の世の中、何かいいことをしたら自慢しなくちゃ自分の評価につながらないとか、成功したことをひけらかしたり、失敗しても他人のせいにしたり…そんな人が多いですよね。
何か違うとは感じながらも、そうしないと負け組みになる。
そうしていないとステップアップできない。
少しでも人より一歩先を行かなくては。
競争社会で生きていく以上、そうせざるを得ないこともあります。
そして、そんな弱肉強食の社会で生きていると、ギスギスした気持ちになりませんか。
この絵本では、強さというのは、弱者を守ることだと教えてくれます。そして、それが優しさであり、人の心に確実に何かを残すということも。
いじめやセクハラ、差別など、今の世の中、弱者を傷つけることが多いですよね。
この絵本を読んで、何かを感じた子供たちが、そんな嫌な風習を少しでも変えていってくれるといいですね。

ちょっとわき道
私が中学の頃、ちょっといじめられた時があったんです。

でも、その時、何も言わず、本当にさりげなく、私を誘って、仲良くしてくれた友人がいました。

彼女はそのことを恩にもきせず、ただ当たり前のように友人として接してくれていましたが、私にとっては救世主のようにありがたい存在でした。

実は、彼女は今でも私の親友です。

決して驕らず、自慢もせず、人の気持ちを和らげてくれる彼女のことが大好きですし、また尊敬もしています。

そんな人っているんですよ。目立たないけど。

あ、彼女は美人なのである意味目立っているかも…。

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ひさの星
斎藤 隆介作 / 岩崎 ちひろ絵


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2005-11-13 (Sun) | 絵本(日本昔話) | COM(4) | TB(0)
ちからたろう

おすすめ度
ジャンル:昔話
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら6歳~



昔話の中の太郎話は多いですが、ユニークさと迫力の点で類を見ない面白い絵本が、田島征三さんが描く『ちからたろう』でしょう。
とんと、むかしで始まる物語は、方言を絡め、リズムのある話口調なので、とても読みやすく、理解しやすい内容です。
おじいさんとおばあさんが久しぶりに入ったお風呂。出てきた垢で人形を作ると、なんとご飯を食べ始めた。最初はあかたろう(垢太郎)と名付けられていた男の子は、成長しちからたろうと改名。ちから試しの旅に出ると、みどうっこたろうやいしこたろうと出会い、力自慢の三人組に。そして、化け物の出る村へやってきて…。

力修行に出る時に描かれている「のっしじゃんが のっしじゃんが」というフレーズは、ドシドシ歩いていくちからたろうの様子がとても見事に表現された言葉。思わず、自分が歩く時にも口ずさんでしまいそうになります。桃太郎や金太郎のように動物の力を借りず、つぶ太郎や一寸法師のように知恵も使わず、あふれんばかりの力を使って化け物退治をするというのも、スカッとした爽快感があり、バイタリティみなぎる作品です。夢のような生活ではなく、平凡ながらも日々の生活を平和に暮らしたいという庶民の気持ちが表現されたラストもいいですね。

ちょっとわき道
絵本クイズというのをよく子供とします。

絵本で出てきたフレーズを言って、その絵本のタイトルを当てるのです。

で、即答してくれるのが、この『ちからたろう』

私が「のっしじゃんが、のっしじゃんが」と言うと

「ちからたろう~!!」と大喜びで答えます。

ついでに歩き方も真似して。。。。

その他では『はじめてのおるすばん』の「いりましぇーん」です。

子供って、本当に面白い作品や気に入ったフレーズは一度聞くと忘れないものなんですね。

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2005-11-12 (Sat) | 絵本(外国の作家) | COM(3) | TB(1)
こいぬがうまれるよ

おすすめ度
ジャンル:科学
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら低学年~



「いいことおしえてあげようか。おとなりのいぬにあかちゃんがうまれるの」
という書き出しで始まるこの物語は、子犬が誕生する過程を、美しい写真と女の子の会話文で紹介する“写真絵本”です。この本の素晴らしい点のひとつが、全てモノクロの写真で構成されているところ。出産シーンをカラーで紹介すると、へたをすればちょっとグロテスクだったり、リアルすぎる点があり、子供に見せる絵本としてはどうかな、と思うのですが、モノクロ写真で表現されているため、グロさもなく、かえって神秘的で、科学的な目で「出産と誕生」を理解できます。これが、逆にイラストだったら、グロテスクな部分はなかったかもしれないですが、リアリティが足りなかったでしょう。そして、文章が女の子の会話調で表現されているのも、単なる科学の本で終わらず、小さな子供に読んであげる絵本としても抵抗がありません。
 出産・誕生の奇跡を子供たちに教えてあげるのに、この本はファーストブックとしてとてもオススメ。身近な犬の誕生の話は、小さな子供にも理解でき、命の大切さや性教育の最初のステップにもなるはずです。
この絵本は第29回小学校低学年の読書感想文の課題図書にもなった作品です。

ちょっとわき道
「ねぇ、あかちゃんってどこから産まれるの?」
そんな質問を娘が4歳の時にしてきた時に読んであげた絵本です。
赤ちゃんの話って性教育にも通じるので、親にとっては小さな子供に理解させるにはとても難しい話ですよね。

絵本を読んだ後、娘が
「私もおなかの中にいたん?」と聞いてきました。
そこで、ピンとひらめいたことが!!
小さな子は3歳~4歳ぐらいなら、まだ、おなかの中にいたときの記憶が残っているかもしれない…ということ。

早速、娘に「ママのおなかにいたときのこと覚えている?」と聞くと
「覚えてるよ。ポカポカしていてね、ゴニョゴニョ動いていたよ。紫色だったの。ママのおっぱいも飲んでいたよ」

オ、オ、オ、オ、オー!! すごいじゃん!!

と、思っていたら…

「んでね。ポテトピップス(ポテトチップス)食べたり、牛乳飲んだりしていたんやで。○○(弟の名)も一緒に遊んでいてん。そんで…」

……やっぱり…もう覚えてないのね…il||li _| ̄|● il||li

息子に聞いてみると、
「わからん」と。

ガックシ…。もっと、早くに聞いとけば良かった…。

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こいぬがうまれるよ
ジョアンナ・コール文 / ジェローム・ウェクスラー写真 / つぼい いくみ訳
福音館書店 (2000.12)
通常24時間以内に発送します。


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2005-11-11 (Fri) | 絵本 | COM(7) | TB(4)
おまえうまそうだな

おすすめ度
ジャンル:切ない
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~



私のお気に入りの作家・宮西達也さんの切なくなる絵本です。生まれたばかりの恐竜の赤ちゃんを食べようと近づいてきたティラノサウルス。「おまえうまそうだな」と。。。
ところが、赤ちゃんはティラノサウルスをお父さんと勘違いしてしまいます。恐竜の赤ちゃんは自分の名前をうまそうだと思い込んでしまいます。つまり、「おまえ、ウマソウだな」と。
ティラノサウルスは、赤ちゃん恐竜のペースに流され、ともに行動するはめに。
赤ちゃん恐竜に振り回されながらも、食べ物を分け合う温かさ、一緒に寝るぬくもり、守ってあげたいという親心などがティラノサウルスに芽生えます。そして、彼が一人で生きていける術を教え、最後は…。

ラストシーンは胸を熱くする内容でした。
数日間過ごして得た、相手への愛情。ティラノサウルスは本当の愛とは何か考えたのでしょう。
本当の愛とは、ベタベタと甘えさせることではない。
まず、一人で生きていけるようにしてあげること。
そして、本当の親のもとへ帰してあげること。

愛するゆえの辛い選択。それを、さりげなく、赤ちゃん恐竜を哀しませることなく、行動に移したティラノサウルスに感動します。

宮西さんの独特の父性の美学を、ユーモアたっぷりに描いた作品です。
できれば、パパが読み聞かせてあげて欲しい絵本。

ちょっとわき道
この絵本を読んだ時、私は映画の「レオン」を思い出しました。
ひょんなことから出会ったふたりに、次第に愛情が芽生え、そして別れが来る。。。

本当に強い男ってこんな風に潔くて、かっこいいのでしょうね。

旦那もそんな美学をもって欲しいな…と思う今日この頃。

ちなみに、この絵本を読んだ子供たちの感想。

娘「あんなぁ、赤ちゃんがヨチヨチ歩いていったんやけど、恐竜はいかんと、本当のママとパパに会えたやろ。なんか、恐竜がかわいそうやった」

息子「かわいそーやった」

ティラノサウルスの切ない気持ちが、ちょっぴり理解できたようで、私も嬉しかったです。

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2005-11-10 (Thu) | 絵本 | COM(0) | TB(0)
ぼくとじいちゃんのハンバーグ

おすすめ度
ジャンル:楽しい
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~



いつもムスッとしているじいちゃんが苦手なゆうすけ。田舎へ遊びに来たものの、ママが急な用事で帰ってしまいます。しかも、仲良しのばあちゃんまで出掛けてしまい、晩御飯はじいちゃんと2人に。
じいちゃんに何を食べたい?と聞かれて、ゆうすけは「ハンバーグ」と答えます。
でも、じいちゃんはハンバーグを知らなくて「なんだ、そのハンパクっていうのは?」なんて言う始末。
そして、じいちゃんとゆうすけのハンバーグ(ハンパク?)つくりがスタート!
買い物に一緒に行き、台所でハンバーグに挑戦する2人。
玉葱を切れば、一緒に涙をボロボロ流し、パン粉と小麦粉を間違って入れたり、味付けに味噌を入れたり…。
幼いゆうすけが一生懸命じいちゃんにハンバーグを教えます。
じいちゃんの奮闘している姿は、楽しくて心あたたまるシーンです。
子供が苦手そうなじいちゃんが、可愛い孫のために、知らないメニューを試行錯誤で作るという素敵なお話。
しかも、2人で一緒に作るからこそ、生まれてくる連帯感のようなものもいい。
じいちゃんが苦手だったゆうすけも、子供の扱いを知らなかったじいちゃんもラストシーンではとっても微笑ましい様子で描かれています。
この絵本の巻末には大人が読むレシピコーナーもあります。
絵本を読んだ後に一緒に作ってあげると、より絆も深まるかもしれないですね。
普段、子供と触れ合うことの少ないお父さんやおじいちゃんが読み聞かせてあげるのもおススメです。

ちょっとわき道
この絵本で私が個人的に一番気に入っているシーンは、
ゆうすけとじいちゃんが食事が終わって、家族が帰ってくるところ。
その中でもばあちゃんの様子が◎。

なんと、キッチンは荒れ放題に荒れ、その現状に困っている様子が描かれているからです。

我が家でも、コロッケやハンバーグを子供たちと手作りすることがあります。

大切な下準備は材料を切ったりとかではありません。

床に新聞紙を敷き、手拭きタオルを何枚も用意し、子供用エプロンを付けさせる! これが一番大事です。

そして、ワーワー言いながら奇妙な形のコロッケや極端に小さいハンバーグなどを子供に作らせます。

ちょっと苦手なメニューでも、自分で作ると特別なスパイスが加わるようで、ちゃんと食べてくれるのが嬉しい。

でも、その後の後片付けは悲惨を極めますが。。。。。

同時に旦那やじいじが料理をした時もそう。

キッチンがこれでもか! というぐらいに汚れています。。。

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2005-11-09 (Wed) | 絵本 | COM(6) | TB(0)
ボタンのくに

おすすめ度
ジャンル:楽しい&ファンタジー
読んであげるなら2歳~
自分で読むなら6歳~



うさぎのぴょんの目の赤いボタンが草むらに落ちてしまいました。
コロコロ転がって、止まった先は穴のようなところ。
ただの二つ穴のボタンだったボタンが、この場面から可愛い洋服を着た赤いボタンちゃんに変身します。
赤いボタンが広場でであったのは、五つ子の黄色のボタンたち。
一緒に遊園地へ遊びに行くのですが…黒いボタンのおじさんにぶつかってしまい追いかけられてしまいます。
糸くずのジャングルへ逃げたり、オーバーのボタンさんの籠に隠してもらったり…。ハラハラドキドキの展開に、子供たちもワクワクしながら絵本に夢中になります。
最後にお城へ逃げ込んだ、赤いボタンちゃんはボタンの王様からうさぎのぴょんから手紙が来ていることを知らされます。
ぴょんにとても会いたくなった赤いボタンちゃん。
パチンコロケットに乗って、ぴょんの世界へ無事、戻ることができました。
にしまきかやこさんのふんわりとした優しい絵で、かわいらしいボタンの世界をファンタジックに描いた作品です。
小さな子供にもよくあるボタンを落としてしまった経験。
探したけど見つからなくて、どこへ行ったのかなぁと思ったことはありませんか?
この絵本のように、コロコロ転がっていったボタンがボタンの世界で楽しい時間を過ごし、また再び自分のもとへ帰ってきたらいいなぁなんて思います。
ボタンをなくして、ひょんなところで見つける―こんな何気ない出来事を、夢のある素敵な世界で表現されています。
絵本に登場する遊園地も、実は裁縫箱の中にあるアイテムばかり。
身近なものからどんどん空想が膨らむお話です。

ちょっとわき道
昔、母はよく裁縫箱を広げてボタン付けをしたり、縫い物をしたりしていました。幼い私はその横で、お菓子の缶に入れられた色とりどりのボタンを並べたり、裁縫箱の中を覗いたりするのが大好きでした。
「危ないから針はいじっちゃあかんで」と母に注意されるものの、カラフルな刺繍糸や何に使うのかよく分からないものがギッシリ入っていて、触るだけでワクワクした覚えがあります。
特に、ボタンには穴があり、まるで顔のようにも見えるので、同じ種類のボタンを集めて、家族に見立てたり、ゴツゴツしたボタンは悪者にしたり…。とても楽しかった思い出があります。

私の子供たちも母の家に行くと、当時のまんまのボタン缶をひっくり返して遊びます。
娘「これはキラキラしているから私な。ほんで、このちっちゃいのが○○(息子の名)」
どれどれ、と思ってみるとなんとスナップボタン!!

私「そ、それはかわいそうなんと違うぅ?」

娘「で、でもなこっちはママでこっちが○○なんやで。んで、ぴったりとくっつくねん」とプチッとスナップボタンをあわせる娘。

ん~、それはとっても嬉しい発見だね。

まぁ、息子はいっつも私にくっついているから…。

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2005-11-08 (Tue) | 絵本(外国の作家) | COM(3) | TB(1)
ずーっと ずっと だいすきだよ    児童図書館・絵本の部屋

おすすめ度
ジャンル:悲しい
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら小学校低学年~



少年が産まれた時から、一緒に育った犬のエルフィー。遊ぶ時も寝る時も一緒で家族の誰よりも仲良し。
でも、少年が成長するとエルフィーも年をとり、そして…。

こんな風に自分と一緒に育った犬を飼ったことのある人なら、きっと涙してしまう絵本です。
でもそれ以上に、印象深かったのは、少年が最後に言った言葉。
「だいすきだよっていっていたからぼくはそんなに悲しくない」

大好きって言葉を口にするのは、とても難しいですね。特に、好きで当たり前と思っている家族に対してはなおさらです。
でも、ある日突然逝ってしまうと、「大好き」って言ってあげられなかったことがとても悔やまれます。
どうして、もっと大好きって言ってあげなかったんだろう。
もしかしたら、大好きって言って欲しかったのかな…と。

大好きって言われて不愉快な思いをする人はあまりいません。
幸せな気持ちに包まれるほうが多いはず。
そして、死に行くものに対しても、それは同じ。
できれば、安心して、そして幸せな気持ちで旅立って欲しい。
そして、できれば、自分も悔いの無いように気持ちを伝えたい。

「死」という子供には難しいテーマを、読みやすく、感動的に描いた作品です。子供でも理解できる「大好き」を伝えよう、という単純ではありますが、とても大切なことを教えてくれる絵本でもあります。

ちょっとわき道
この絵本を読んで「ハッ」と思いました。
最近、大好きって子供たちに言ったっけ。。。。
旦那に言ったっけ。。。。と。

読み終わるとすぐ「大好きだよぉぉぉ」と抱きしめてあげると、
とっても幸せそうな笑顔の子供たち。

しばらく、言ってなかったことにとても反省しました。

これからは毎日言うね。

大好き!って。

…でも、私も言って欲しいんだなぁ。

誰でもいいから。。。。


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2005-11-07 (Mon) | 絵本(大人に読んで欲しい作品) | COM(2) | TB(1)
ぼくを探しに

おすすめ度
ジャンル:哲学絵本
読んであげるなら6歳~
自分で読むなら小学校高学年~



英語のタイトルは「Missing Piece」。一部が欠けた石ころが、コロコロ転がりながら、失われたかけらを探すお話の絵本です。
「何かが足りない。だから僕は楽しくない」
だからかけらを探しに行く。雨の日も風の日も、いろんなものと出会いながら、登ったり、転がったりて…。
そして、出会った様々なかけら。
大きかったり、小さかったり、ピッタリのものでも僕がしっかりはめていなければ落としてしまったり、きつくはめると壊れてしまったり…。
やっと出会った自分のかけら。ピッタリ一つになって夢中で転がるうちに、何かを忘れていることに気づく僕。
僕はかけらをそっと置いて、また、かけらを探す旅に出る…。

この絵本に初めて出会ったのは学生時代でした。石は自分で、かけらは自分にぴったりの男性なのかな?と思った記憶があります。
今、再び、読んでみると、石は自分にぴったりの女性を探す男性のようにも思えます。シンプルな線だけで描かれたイラストと詩のような文章だけのこの絵本。3歳ぐらいの子供でも読める内容ですが、石の気持ちになって理解するには、大人に読んで欲しい作品です。
年齢を重ねるたびに、この絵本によって受ける印象も変わってくるでしょう。
お話を人間の人生のように捉える場合もあるし、恋愛中の男女を思い描く人もいるでしょう。捉え方は人それぞれ。でも、きっと、この絵本から何かを学び、何かを感じるはずです。
シルヴァスタインの独特の世界を倉橋由美子さんが見事に訳した、美しく切ない言葉も魅力的です。

ちょっとわき道
独身時代に読んだ感想と結婚してから読んだ感想がガラリと変わった絵本です。
学生当時は、この絵本は自分にぴったりの人を見つける絵本だと単純に思っていました。女の子が白馬の王子を待つように。自分にもぴったりの相性の人がきっといるはず!なんて。。。

結婚してから読むと、自分にぴったりのかけらと出会うのが結婚、そして結婚したはいいが、結婚生活は楽しいコトばかりじゃない。ラストシーンは離婚し、自由になったことを描いていると思いました。

そして、また、何年か経つと感想も変わるかもしれません。

この本には続編もあります。続編はかけらが主人公。一緒に読むと思いもさらに深まります。

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2005-11-06 (Sun) | 絵本(外国の作家) | COM(2) | TB(0)
オオカミと石のスープ

おすすめ度
ジャンル:童話
読んであげるなら5歳~
自分で読むなら小学校低学年~



ある冬の夜、動物たちの村へ年老いたオオカミがやってきます。訪れたのはめんどりの家。最初は、オオカミを家に招きいれるのを躊躇していためんどりですが、「石のスープを作ってあげるから」という言葉に興味を持ち、オオカミを招きいれてしまいます。
石のスープってどんな味かしら…と浮かれるめんどりの側で怪しい目つきをするオオカミ。このまま、めんどりがスープにされちゃうの???と読者は思うでしょう。
すると、めんどりの家へブタが心配してやってきます。ブタも石のスープに興味を持ち、さらに材料まで提供します。そして、次々にいろんな動物がやってきて…。
恐らく、最初はオオカミはめんどりをうまく騙して、めんどりのスープを作ろうとしていたのでしょう。企みを察しているかのように次々と訪れる動物たち。そして、石のスープとは別に材料たっぷりの野菜スープが出来ていくうちに、オオカミは本来の目的を果たせなくなります。そのまま、美味しく出来上がったスープを動物たちと味わって、そしてめんどりの家を去ります。
最後のページには「二度とこの村にはこないでしょう」の言葉が記されています。
この本を読んだ子供たちは、オオカミをどのようにとらえるでしょう。
最後までポーカーフェイスで動物を騙した悪いオオカミと思うでしょうか?
それとも、途中で諦めて、動物たちのために美味しいスープを作ってあげた親切なオオカミととらえるでしょうか?
それとも…。
この絵本は、ひとつの答えやとらえかたを示してはいません。
読んだ人がその時の気持ちや、その時の状況に応じて様々な捉え方をするでしょう。それが、この絵本の魅力だと思います。
動物たちをのんびりやでまぬけと思う見方もあれば、意外とオオカミの意図を察してしたたかだと思う見方もあるでしょう。
子供たちのいろんな状況や成長の過程で読んであげて、感想を聞いてみるのも面白いですね。スッキリとユニークに描かれたイラストも印象的です。

ちょっとわき道
この絵本を読んだ娘と息子の感想は「まだよくわかんない」でした。
幼稚園児では、この絵本が言いたいことを理解するには早いかもしれなかったです。
でも、幼稚園児では「わからない」が、小学校になってどう感じるかが楽しみです。中学校では、そして大人になったら…。
再び、絵本をめぐって子供たちと話ができるのも楽しみです。

ちなみに私は人の良いどろぼうの話を思い出しました。
どろぼうに入ったものの何故かその家の人に言いくるめられて、食事までして泊まっていく話。。。
サザエさんか、何かで読んだことがあります。

人間は自分が貧しい思いをしていると、人を騙しても利益を得ようとしてしまいますが、満たされた人々や純粋な人々に親切にされたり優しくされると、そんな欲が失せてしまうのかもしれないですね。
ただ、最近では、そんな純粋で親切な人を欺く人々が増えてきているのも事実ですが…。


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2005-11-05 (Sat) | 絵本(日本昔話) | COM(0) | TB(1)
くわずにょうぼう

おすすめ度
ジャンル:怖い&昔話
読んであげるなら4歳~
自分で読むなら小学校低学年~



よくばりな男のもとに嫁いで来ためしを食わない女房。確かに、男の前ではめしをくわないし、よく働く。ところがある日、蔵を開けてみたらビックリ仰天。米俵がごっそり減ってしまっていたのだ。不思議に思った男は出掛けるふりをして、女房を見張っていると…、なんと!! 女房の髪の毛の間から大きな口がぱっかり開いて、にぎりめしをポイポイと食ってしまうではないか!
そして、その女房は鬼婆に変身して、男をさらってしまう…。
お話の結末は絵本を読んでからのお楽しみ。

なんと言っても美しい女房が、頭に大きな口を持つ鬼婆に変身するシーンや、逃げた男をどこまでも追いかけてくるシーンなどは、大人でも怖いお話。子供に読んだら眠れないかもしれないと思っていたけど、意外にも怖がるのは少しだけ。それよりも、男が鬼婆からうまく逃げたしたり、ハラハラドキドキの話の展開に楽しんでいました。
昔話は空想の世界と子供心に理解しているようで、さまざまなジャンルの話のひとつとして読んであげるのもいいですね。
何より、欲張ってばかりいると怖い思いを体験するぞ!と子供に教えるにはもってこいだと思います。
最近はモノがあふれ、便利になり、何でも手にはいる時代ですが、そんなことばかり考えているといつかバチが当たるぞ、という意味で。。。
さらに、稲田和子さんのリズミカルで分かりやすい文章と、赤羽末吉さんの描く情緒あふれる絵が印象的。
ちょっと怖い昔話として、読んであげて欲しいです。もちろん、読み聞かせの時は、おどろおどろしく読むと効果ありありです。

ちょっとわき道
我が家の子供たちが、生まれて初めて怖がったのは『鬼』でした。
昔話をよく読んであげているうちに、『鬼』の存在を知り、『鬼』=怖いものとして定着したようです。
で、『鬼』=男としてとらえていたようで、この絵本を読んで『鬼』の女=鬼婆と理解したみたいです。

で、娘や息子がいたずらした時や叱る時に、『鬼に食べてもらおうかな』というとそれまでは『嫌だぁ』と言って泣いていたのに、この絵本を読んでから、『怒ったときのママって鬼婆みたいだね』と言われるように…

鬼婆…( ̄_ ̄|||)

絵本で描かれている鬼婆はマジで怖い形相。。。。

私も怒っている時、こんなに怖いのか…


そこで、怒った顔を再現して旦那に写真で撮ってもらいました!!

私「見せて、見せてぇ」と画面を見ると…

………マジで怖い…ほんとに鬼婆そのもの…

ごめんよ、これからは優しい鬼婆になるぞい。

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2005-11-04 (Fri) | 絵本(外国の民話) | COM(6) | TB(2)
てぶくろ

おすすめ度
ジャンル:楽しい&民話
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら小学校低学年~




おじいさんが雪の上に落とした手袋。
フワフワと毛が付いた暖かそうな手袋です。まずは、ねずみが見つけて
住み始めます。すると、カエルもやってきて一緒に住むことにしました。次はウサギ、次はきつね、次は…。
「誰だいてぶくろに住んでいるのは?」
「○○と○○…。あなたは?」
「××だよ。わたしも入れて」
「どうぞ」
と、この繰り返しでお話は進んでいきます。どんどん、同居人が増える手袋のおうち。そして、それと同時に手袋のおうちにもハシゴが付いたり、煙突や窓が付いたりとパワーアップしてきます。
ページをめくるたびに、新しい動物が登場する面白さと、手袋のおうちが変化していく楽しみも味わえます。最後は手袋がパンパンに膨れ上がって…。
小さい子供ってダンボールでおうち遊びをしたり、布団の中でごそごそと遊ぶのが大好きですよね。
この絵本は、そんな小さな子供心をくすぐるような要素が盛りだくさん。小さなおうちに友達と一緒に住んだり、住みよい形におうちをアレンジしたりと絵本の中で夢がどんどん膨らむようです。
子供に読んであげると、
「私はココにドアをつけるの」
「地下室もあったら楽しいね」
なんて会話が弾みます。
動物の描写もリアルなわりには、洋服を着ていたり、帽子をかぶっていたりとユーモラス。
読み聞かせの時は、動物の会話の部分を声色を変えて読んであげると、いっそう楽しくなります。

ちょっとわき道
子供同士でブロックで遊んでいると、とても素敵な会話が聞こえます。
娘「ココは○○ちゃん(娘の名前)のお部屋やねん。ベッドがあってな、テレビもあんねんで」
息子「ココは玄関な。そんで、階段もあんねんでぇぇぇ」
娘「トイレもつくらなな! △△(息子)はいっつもうんちするし、黄色にしとこっ」
息子「いっつもうんちなんかせーへんで!!」(ノ`△´)ノ

そして「ママ~見て~。すっごいおうちが出来たでぇぇぇ」と呼び声がかかります。
自分のおうちを作るのってとっても楽しいみたい。
理想のおうちができると、片付けるのも嫌なようです。。。

ちなみに私が作るととんでもなく大きなおうちが出来上がります。
すごいでしょうと子供たちに自慢しますが、あまり魅力を感じてはくれません。。。。。

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2005-11-03 (Thu) | 絵本 | COM(2) | TB(2)
サラダでげんき

おすすめ度
ジャンル:楽しい
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら6歳~




りっちゃんのお母さんが病気で寝込んでしまいました。りっちゃんはお母さんに元気になってもらうため、サラダを作ることにしました。
冷蔵庫にあったきゅうり、きゃべつ、トマトでサラダを作っていると…
のらねこがやってきて「サラダにかつおぶしをいれるといいですよ」と提案。さっそく、りっちゃんはかつおぶしを加えました。すると…
今度は犬がやってきて「ハムサラダがなんたって一番さ」と提案。

次々といろんな動物がやってきて、サラダを美味しく、元気もりもりにする秘訣を教えてくれます。
特に、ぞうがやって来るシーンは驚き!!
予想もつかない方法で登場します。
サラダを食べたお母さんは…もちろん、たちまち元気になりました☆
ほんわかあたたかな長新太さんのイラストと、ユーモアあふれるストーリー。何より、りっちゃんのお母さんに早く元気になってほしいという思いが楽しく伝わってくる絵本です。この絵本を読んだ後は、むしょうにサラダが食べたくなります。もちろん、りっちゃんのレシピで!!
また、子供たちが初めて誰かのために何か料理をしてあげたい気持ちにもさせてくれるお話でもあります。お母さんのためにも読んであげるのもいいですね。


ちょっとわき道
私が風邪で寝込んでいても、今まで何もしてくれなかった子供たちが
この絵本を読んでから、私が気分が悪い時などに「サラダ食べる? 作ろうか?」なんて聞いてくれるようになりました。
私「サラダ!? いいねぇ。食べたいな」
な~んて言うと、嬉しそうな笑顔で子供たちは本棚に駆け寄り、この絵本をキッチンのテーブルに広げて、サラダを作ろうとします。
トマトやキャベツは冷蔵庫の野菜室にあるのが分かっているのでいいのですが…
「ママ~かつおぶし、どこ~???」
「ママ~ハムがないよぉ~」
「ママ~人参が固くて切れないぃぃぃ」

……その度に起き上がり、手伝うことに…

もちろん、最後のドレッシングでは、油でベタベタになることが予想できるので、慌てて私がするはめに…

一生懸命してくれるのはありがたいけど…ゆっくり寝ていられないのも事実…

最近は「その気持ちだけで十分」と伝えています☆


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2005-11-01 (Tue) | 児童書 | COM(2) | TB(0)
エルマーのぼうけん

おすすめ度
ジャンル:冒険(ワクワク&ドキドキ)
読んであげるなら5歳~
自分で読むなら小学校低学年~




動物島に捕らえられているりゅうの子を助けるためにエルマーは冒険の旅に出掛けます。リュックに詰めたのはチューインガムやキャンデー、歯ブラシ、虫めがね…。あまり役に立たないようなアイテムばかりのようですが、冒険では見事に活躍する重要なものに。
動物島のジャングルの中で虎やサイ、ライオンなどの猛獣たちと知恵比べをするシーンは、とってもユニークなアイデアを次々と発揮!
エルマーと一緒にドキドキしたり、知恵を絞ったり…子供の冒険心を思い存分くすぐってくれる名作中の名作です。
絵本に慣れた子供には、文字ばかりの児童書は親しめないと思いがちですが、この本にはちゃんとエルマーが動物島で辿った足跡が記された地図も載っています。お話を進めながら、子供と一緒に地図と見比べて「今、エルマーはここだね。これから、どっちへすすむのかな?」なんて会話も広がります。
何より、子供の心の中で、その子なりのエルマーの世界や情景が想像されるのが素晴らしい。
ファンタジーなお話だからこそ、想像力も膨らみます。

さらに、今の子供たちが夢中になっているアドベンチャーゲームでは、敵をやっつける、という観念しかありませんが、この物語では動物たちの悩みを解決するという方法で先へ進みます。
単に、敵を倒すのではなく、相手のことを良く知り、自分の知恵を絞り、相手も自分も満足する解決策を見出す。現実の世界では、ゲームでの解決策より、エルマー的なこんなアイデアが必要になります。
今の子供たちにぜひ読んであげて欲しい作品です。
子供の夢を膨らませるためにも、そして、知恵を身につけるということを教えるためにも。。。

ちょっとわき道
私も幼い頃、この絵本が大好きでした。
何と言っても、詳細な地図を見ながら、エルマーの冒険を読み進めていくのが楽しくて仕方ありませんでした。
先日、夜、寝る前に、「今日はこの本だよ」と見せると、最初は絵がないことに娘も息子もガッカリ。。。

冒険が始まるまでは、ちょっとつまらなそうでした。

でも、ぴょんぴょん岩の話から動物島へエルマーが渡った頃から、子供たちはワクワク。

「エルマーとらとあう」のシーンでは、地図を見ながら、「今、ここやで!!こうやってジャングル抜けてきたんやで!!」と独自の解釈を披露してます。

ただ、一日で読むには少し長すぎるので、シーンごとに読み進めています。ひとつのシーンが終わると
「今日はこれでおしまい。続きはまた明日~」と。

子供たちは一斉に「えぇー!!」と言いますが、布団の中でエルマーどうなるんかな? 大丈夫かな??とブツブツ…

そんな風に楽しく考えながら、安らかな眠りにつくのもいいですね。

次の日にはちゃんと今までの話の内容も覚えていますよ。

児童書だからできる「続きはまた明日」。

いかがですか?

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2005-11-01 (Tue) | 絵本 | COM(0) | TB(0)
いもうとのにゅういん

おすすめ度
ジャンル:感動
読んであげるなら3歳~
自分で読むなら小学校低学年~



あさえが幼稚園から帰ってくるとお気に入りの人形がありません。「また、あやちゃんのいたずらだ…」
ところが、妹のあやちゃんが盲腸で入院することに。
父親の帰りを待つ間の、一人で過ごす時の不安感、そして妹への想い…。お見舞いに何を持っていこうか考えて、あやちゃんが一番喜びそうなものを思いついたあさえ。
翌日、お見舞いに訪れたあさえが妹にプレゼントした素敵なものは…。

妹の入院という突然の出来事を通して、あさえの心の成長が見事に、そして細やかに描かれた作品です。

この絵本を読む時は、表紙から注目して欲しいです。自分の宝物である人形を欲しがる妹。そして、表紙をめくるとタイトルと一緒に描かれているのは、あさえが人形を大事に扱っているシーン。お話のキーとなるのはこの人形です。どのページにも必ず登場してきています。そして、最後、背表紙に描かれている人形と一緒にいるのは…。そんな楽しみもこの絵本には隠されています。
子供に読む時は、こんな風にあさえも我慢しているんだからあなたも…なんて読み方はNGです。あさえの微妙な心の変化や成長を子供が感じてくれることが大切ですね。
お姉ちゃんってしんどいね。でも、我慢できておりこうさんだね。
読んであげる親がこんな言葉を言ってあげたくなるような絵本です。

ちょっとわき道
ちょうど娘と息子の年齢があさえとあやちゃんに重なることから、私も子供たちもこの絵本は大好きな一冊です。

娘も何かと用事を私から頼まれたり、遊んでいるところを弟にじゃまされたり、お姉ちゃんって損な立場と思っているみたい。

でも、息子が病気の時に、ふとんの脇に行って絵本を読んであげたり、
息子が私に怒られて泣いていると、「かわいそうやろっ」と目に涙をためて私を怒ったりする姿を見ると、あぁ、成長したなぁと実感することしばしば。
そして、兄弟ってほんとうにいいもんだなぁと思います。

私は一人っ子だったので、兄弟喧嘩や兄弟愛を体験したことがありません。

この絵本を読んだり、子供たちを見ていると、とても羨ましく思うことがたくさんあります。

兄弟って素敵ですね。

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