子供と絵本と楽しいコト
![]() | しあわせの王子 ワイルド、いもと ようこ 他 (2007/02) 金の星社 この商品の詳細を見る おすすめ度 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ジャンル:外国の感動名作 ![]() 読んであげるなら5歳〜 自分で読むなら小学校低学年〜 |
町を見下ろせる高い台の上にしあわせの王子の像がたっていました。
体は金ぱくで覆われ、両目にサファイア、腰の剣にはルビーがはめられた立派な像でした。ある日、一羽のツバメが飛んできて、王子の足元で休んでいると…。貧しい人、苦しんでいる人を見て涙を流す王子。動くことができない王子は自分の持つ全てのものを分け与え、人々を救って欲しいとツバメにお願いします。
本当は仲間のいる南の国へ急いでいかなければならないツバメ。王子のお願いを聞いていると、自らも訪れる冬の寒さで凍え死んでしまいます。最初は嫌々だったツバメが、王子の優しさに心を動かされ、ツバメ自身も王子のために尽くす覚悟を決めます。自分を犠牲にし、命を削りながらも人々を救い続ける王子とツバメ。そして、遂にボロボロになってしまった王子は町の人々によって壊されてしまいます。最後は神様によって王子とツバメは永遠の命を与えられます。
とても残酷でとても悲しく、そして優しさと清らかさで満ち溢れた心に響く名作です。
今、損得ばかりを気にして、他人よりも自分を優先する考えばかりの世の中だからこそ、子供たちには読んで欲しい作品。人に優しくするというのは楽しいことばかりではない。時としては自己犠牲を払わなくてはならない場合もある。そんな時、損と考えるか、相手が救われたことに喜びを見出すか…。優しさとは時に辛いものであり、時に苦しいものであるということを教えてくれる一冊です。
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今日から娘の小学校では水泳学習がスタート!!
普段、ちょっぴり体育が苦手な娘もこの時期だけはやたらと元気!!
プール大好き人間だからね〜(*´∀`)ノ アハハ
夕食時に「今日のプールはどうだった?」と聞いてみると、
娘「もうな!! ビックリせんといてな。みんなの唇が紫色やったで〜!!」
私「へ?? 寒かったんか?」
娘「そうやねん。寒くて寒くて、みんな、ガクガク震えたはったワ」
私??? 今日は暑かったけどな〜。真水はやっぱり冷たいもんな。
私「で、うまく泳げた???」
娘(ちょっぴり威張って)「泳ぐとかそんなんちゃうねん。水がな、膝ぐらいまでしかないねん」
ココで椅子を飛び降りて、膝を指さして「ココまでやで!! 泳ぐとかじゃないやろ!?」
私( ̄〜 ̄;)?? 「ふーん。じゃぁ、みんな何してたん?」
娘(ますます威張って)「み・ず・あ・そ・び♪」
さよか〜。(んだら、あんまり寒くないやん〜)
いよいよ、息子の幼稚園でもプールへのカウントダウンが始まった。
まずは、そう、ギョウチュウ検査から。
息子「ママ、コレな、明日、お尻にはるセロテープな」と手渡されちゃいました。
セロテープだって ( ´∀`)σ)Д`) アハハ
痔やけど、大丈夫やんな〜。関係ないやんな〜。
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![]() | うさぎのみみはなぜながい―メキシコ民話 北川 民次 (1982/01) 福音館書店 この商品の詳細を見る おすすめ度 ![]() ![]() ![]() ![]() ジャンル:メキシコ民話 ![]() 読んであげるなら5歳〜 自分で読むなら小学校低学年〜 |
むかし、むかし、うさぎが神様のところへ行ってお願いをしました。
「森の獣たちに負けないほど、もっと大きくしてほしい」と。
すると神様が「虎とワニとサルを自分で殺し、皮を持ってきたら願いを叶えてやろう」と言います。
森中で一番強い虎、酷いワニ、知恵のあるサルに勝てという条件を出されたうさぎは途方にくれてしまいます。それでも、強くなりたいうさぎは勇気を出して虎のもとへ。力の強い虎には、虎の自分中心の性格を利用して上手くだますうさぎ。獰猛で欲深いワニにはその好奇心を逆手にとって、知恵もののサルにはおだてて自尊心をくすぐり見事皮をはぐことに成功します。相手の性格を見抜き、弱点を探り、小さくて弱いうさぎが次々と強い動物をやっつける展開にグングン惹きこまれます。
皮をはぐなんて絵本としてはちょっぴり残酷に思えるかもしれないですが、だからこそリアリティがあり、スリルが楽しめると思います。子供はさほど影響を受けず、物語の面白さに夢中になってくれる一冊です。
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先日、幼稚園の先生と話すことがあって、息子の教室へ行った時のこと。
絵本が大好きな息子の担任の先生。お話していると時間が経つのを忘れてしまうほど楽しい。
で、先生に今オススメの絵本ってありますか?と聞いてみたら
すっごく素敵な絵本を紹介してくれた。
コレ↓

こんにちはおてがみです
「こどものとも」50周年の記念出版。
「ぐりとぐら」「だるまちゃん」などのこどものともの人気キャラクターの手紙が入っているんです。(≧∇≦)ウワオ!!
そして、そして、先生が見せてくれたものは!!
大きな大きなマップ。
絵本の最後についているんです。
もう一目ぼれしちゃいました。早速、買い!!です!!
先生も「私も一目見て購入をきめました。他の先生もみんな持っているんですよ〜。子供たちも毎日これを見て、いろんなお話をしてくれます。」
うぅ、息子は私よりも早くこんなにいいものを知っていたのか。
何だか悔しいぞ!!
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![]() | おおきなかぶ―ロシア民話 A.トルストイ、内田 莉莎子 他 (1966/06) 福音館書店 この商品の詳細を見る おすすめ度 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ジャンル:民話 ![]() 読んであげるなら3歳〜 自分で読むなら小学校低学年〜 |
おじいさんがかぶを植えました。甘い甘いカブになれ、大きな大きなカブになれ。
出来たのは、甘い大きなカブ!
おじいさんが抜こうとしてもカブは抜けません。
おじいさんはおばあさんの助けを借りてカブを抜こうとしますが、やはり抜けません。
おばあさんは孫を、孫は犬を、犬は猫を、猫はねずみを…。
次々と仲間を呼んで来て、だんだん加わる人数が増えていくようす。
そしてみんなで力を合わせてカブを抜こうとする姿がとてもユニークです。
単純なお話なのに、とても印象深いのは繰り返しの面白さ。
そう、まるでロシアの名産としても有名なマトリョーシカのようです。
そして、さらにこの絵本を面白く印象付けるのが内田さんの翻訳・再話。「うんとこしょ、どっこいしょ」とカブを引き抜く時の言葉は名セリフですね。私も幼い頃にこの絵本を読んだことがありますが、このセリフだけは頭から離れませんでした。
そして、佐藤忠良さんのロシア風のイラストもいい。
ロシア人の特徴を良くつかんでいて、絵本を見るだけでロシアの風情が漂うような雰囲気です。
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娘が今、国語の教科書で習っているのがこの「おおきなかぶ」。
毎日、音読でこのお話を読んでくれるので、私も娘もすっかり覚えてしまいました。
普段の音読では私はふんふんと聞いているだけなのですが、
このお話の「うんとこしょ、どっこいしょ」の部分では思わず一緒に口ずさんでしまいます。
しかも、振り付で!!
で、本日は日曜参観がありました。
その国語の授業でなんと、「おおきなかぶ」の読み聞かせ劇が披露されました。

娘は猫役です。
犬役の子が「ワンワン」と呼んでくると
「ニャーゴ」と答えて列に加わり、
ナレーターの子が「うんとこしょ、どっこいしょ」と言うと、
みんなで引き抜く演技をします。
こんな風に絵本を表現してみるのも楽しいですね。
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いしになったかりゅうど―モンゴル民話 / 大塚 勇三、赤羽 末吉 他
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ジャンル:民話

読んであげるなら5歳〜
自分で読むなら小学校低学年〜
つるに襲われた一匹の白いへびを助けた狩人のハイリブ。実はその白へびは竜王の娘。助けてくれたお礼に竜王の屋敷へ招待するという。そして、道中で娘から言われたことは「お礼には鳥や獣の言葉が理解できるたからのたまを願いなさい。でも、たからのたまで聞いたことは誰にも話してはいけません。話してしまうと石になってしまうから」と。。。
そして屋敷についたハイリブは、竜王から娘のを助けたお礼として、たからのたまをもらいます。
たまを手に入れてからは驚くほど狩が楽になったハイリブ。
動物たちの言葉が理解できるからです。
しかし、ある日、鳥たちが「大洪水が襲ってくる」と騒いでいるのを耳にしたハイリブは、急いで村の人々に知らせにいきます。
何度言っても信じてくれない村人に、ハイリブは死を覚悟で、たからのたまを手に入れたいきさつからその効力、そして話をしてしまったら石になることも教えました。
話しているうちに、みるみる石になっていくハイリブ。村人は急いで避難し、助かります。村人たちはハイリブに感謝し、モンゴルの山の上に石になったハイリブを祀ったそうです。
ハイリブが選んだのは、自分だけが助かる道ではなく、自らを犠牲にし、村人の命を救う方。
清らかで優しい心というのは、こんなにも強さを感じさせるものなのですね。優しさとは強さから生まれ、強さは優しさから生まれる。
この絵本を読むと、とても切なくて悲しいお話なのに清らかな光がさすような感覚に満たされます。
私達が今、命あること。それは、誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれない…そんな思いにさせられます。
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娘と息子はピアノを習っています。
娘は4歳の時から。
息子は最近。
一緒に通って、仲良くレッスンを受けています。
今までは私もレッスンに付き添っていたのですが、
最近はちゃんとレッスンのカタチになってきたのと、私が付き添うとどうしても甘えが出てしまうので付き添いをやめていました。。。。
で、今日。
いつもは30分のレッスンのはずが家を出て、わずか10分足らずで帰宅。。。。
?????? (°∇°;) !! え、えらく早いなぁ。。
すぐにピアノの先生から電話が…
「今日は集中できないので、やむを得ず帰宅させました」とのこと。
( ̄Д ̄;; ガーン
やっぱりまだまだ付き添いは必要なのね〜。。。。。。
それにしても10分しか集中力が持たないとは…。
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『おだんごぱん―ロシア民話
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ジャンル:民話

読んであげるなら4歳〜
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先日紹介した『おいていかないで』の林明子さんが描く妹が絵本を読んでいるシーンに登場した絵本です。
よーく見たら絵本のタイトルが『おだんごぱん』だったので、探してみました。
かまどからとびだしたおだんごぱんは、おじいさん、おばあさんや動物たちから食べられそうになりますが、「ぼくはてんかのおだんごぱん…」で始まる歌を歌って、相手が気を取られている隙にコロコロと転がって逃げていきます。
でも、最後に出会ったきつねさんは一枚上手だったようです。
おだんごぱんの年齢不詳の顔の表情やコロコロ転がる様子、そして温かみのあるイラスト、繰り返しのフレーズなど魅力あふれる内容です。
ロシア、というよりヨーロッパの最も代表的な民話だそうですよ。
それにしても西洋ではきつねはずる賢いというイメージがあるようですね。この絵本でもその動物たちの特徴が上手く表現されているようです。
ちょっとわき道
絵本とは関係ないけど。

先日、桜がとても見事だったので、写真に撮りました。
散った花びらがまるで桃色の絨毯のようでとても美しい光景でした。
桜って独特の風情がありますよね。
桜を見ると、あぁ日本人で良かったと想うのです。
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『三びきのやぎのがらがらどん―アスビョルンセンとモーの北欧民話
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ジャンル:面白い

読んであげるなら4歳〜
自分で読むなら小学校低学年〜
子供たちの大好きな絵本の代名詞とも言えるこの絵本。
昔、大きさは違うけれど、どのやぎも「がらがらどん」という名前の三びきのやぎがいました。山に登っていく途中、気味の悪いトロルが住んでいる橋を渡ることになって…。
三びきのやぎが知恵を使ってトロルを騙したり、対決したりする様子が臨場感たっぷりに描かれた名作です。
まず、この絵本の読み聞かせをする前に、大人は一度読んでおく事をおススメします。
なぜなら、この絵本は音や声の大きさがキーとなっているからです。
まず、最初に橋を渡る小さいやぎの登場シーンは小さな声で。
橋を渡る音も「かた こと」と小さく小刻みに。。。
もちろん、トロルに脅されて答えるシーンもびくびくした様子で話しましょう。
次に登場する二番目やぎの時は普通の声で。
ちょっと気取った話し方がピッタリです。
そして、最後に登場する大きなやぎのがらがらどんのシーンが大事!
重量感あふれる「がたん ごとん」という橋を渡る音、そしてひどくしゃがれたがらがら声で響くように話ましょう。これはできれば自信たっぷりに。。。
このとき注意するのが、トロルに似た声にしないことです。
トロルも化け物なので、不気味な声で演出しなければならないですが、トロルの声と大きいやぎの声が同じにならないようにするのがポイントです。
昔話で登場するやぎは一般的には弱い立場が多いのですが、このやぎの話だけはとっても強く、賢いのが特徴。
小さく弱いやぎは知恵をいかし、普通のやぎはすばやさをいかし、そして大きなやぎは力を使って、トロルと対決するという優れたチームワークと迫力満点の展開に、子供だけでなく大人も夢中になってしまう面白さがあります。
『となりのトトロ』の中で、メイがトトロに会ったよと言うと、さつきが「あのトロル?」と聞くシーンがありますが、これはそのトロルかな?といつも思います。
名作中の名作。まだの方はぜひ。。。
ちょっとわき道
我が家の子供たちも大好きな絵本。
私自身も幼い頃、夢中になって読んだ絵本のひとつです。
今なお、色あせないハラハラドキドキの展開や美しいイラストは、やはり名作と呼ぶにふさわしい作品なのでしょう。
ちなみに、私がこの絵本を読むとかならず声がかれます。
調子に乗ってトロルの声を大きな声で演出し、最後に登場するがらがらどんの声をさらに大きな声で読むため、読み終えたらほんとうにひどくしゃがれた声になってしまっています。。。
あまりにも読みすぎて暗記してしまったほど、我が家では登場率の高い絵本です。
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『孫悟空
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ジャンル:昔話

読んであげるなら小学校低学年〜
自分で読むなら小学校3年生〜
三蔵法師と孫悟空、沙悟浄、猪八戒の冒険物語である『西遊記』を知っている人は多いと思いますが、三蔵法師に出会う前の孫悟空ってご存知ですか?
この絵本は、孫悟空の出生から三蔵法師に出会うまでを描いた物語です。
昔、中国の花果山という山の天辺に一匹の石ざるが出てきました。死なない術を教わりにやってきた石ざるに、仙人は「孫悟空」という名を与えました…。この時、孫悟空は300歳。普通の猿ではありません。そして、物語は孫悟空の武器や妖術など、いろいろな魅力を紹介しながら、天帝と孫悟空の闘い、そしてお釈迦様との出会いまでおもしろおかしく展開します。
孫悟空ってすっごく強いヤツなんだぁ、とこの絵本を読めば、ますますファンになるかもしれないですね。
お話の世界は、中国の思想に基づいています。なので、天の玉帝や真君、最も頂点に存在するお釈迦様など登場人物も、中国ならでは。
京劇風のイラストも素晴らしく、物語とイラストが絶妙な調和を魅せた傑作です。
漢字が多く(ルビあり)、難しい言葉が沢山出てくるのですが、ワクワク、ドキドキするような展開は、少年たちの心を惹きつける内容です。
小学生におススメの絵本です。
ちょっとわき道
最近、子供が好きなTVドラマ『西遊記』。
そう、月9で香取慎吾くんが孫悟空を演じているドラマです。
何でかしらないけど、幼稚園で話題なのか、孫悟空、孫悟空と孫悟空好きになっている娘&息子。
それで、この絵本を読んでみました。
ちょっぴりレトロ感のある表紙。
難易度高の話の内容。
大丈夫かな?と思っていたら、意外とちゃんと最後まで聞いてくれました。
何より、読んでいる私の方が夢中になってしまい、
「へぇぇぇ!!」
「ホォォォ!!」
と力が入ります。
いつの間にか、ノリノリになって抑揚をたっぷりつけて読んでました。
やはり、昔から語り継がれるお話って、面白いですね。
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『しんせつなともだち
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ジャンル:楽しい

読んであげるなら3歳〜
自分で読むなら小学校低学年〜
雪が降り積もって、食べ物がなかなか見つからない動物たちの世界。
うさぎさんが食べ物を探しに出掛けると、道端にかぶがふたつ落ちていました。
うさぎはひとつは自分で食べ、ひとつはロバさんにあげることにします。
ロバの家は留守だったので、うさぎはかぶを置いて帰りました。
一方、ロバはさつまいもを見つけて帰宅し、そこでかぶを見つけます。
ロバはやぎさんへかぶを持って行ってあげることにしました。
そして、やぎさんは…
友達を思いやる気持ちがグルグル回って、最後にはうさぎのところへ再び戻ってくるというお話です。
誰かに親切をすると、その親切は自分へ帰ってくると言いますよね。
親切にすることを惜しむなかれと。
そんなことを、分かりやすく、しかもユーモラスに描いたこの絵本。
小さな子供に「思いやり」や「親切にするのはいいこと」ということを伝えるのにピッタリな絵本です。
それにしても、気になるのは、この絵本で描かれている動物が全て草食動物だということ。
肉食動物だとこんな気持ちにならないのかな…とも思えます。
肉食動物だと、こんな食べ物がない時は相手が餌にもなりえる可能性もあるからでしょうか?
まぁ、うさぎとライオンが友達なわけはないのですが。。。
うさぎ、ヤギ、ロバ、鹿。どの動物も穏やかで、「親切の連鎖」をほんとうにしてくれそうです。
ちょっとわき道
人に親切にされたり、優しくされたりすると、イガイガしていた気持ちが穏やかになる時ってありますよね。
そして、他の人にも親切にしたいと。
「京女のハマリゴト」にも描きましたが、
最近、人に優しくされてジンワリと人情を感じている京女です。
ちょっとした優しさが人を救うこともあるんですね。
そんな優しさの連鎖がもっと繋がれば、この社会ももう少し居心地が良くなりそうな気もするのですが…。
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ジャンル:昔話

読んであげるなら4歳〜
自分で読むなら小学校低学年〜
寒い冬の日、継母に森でスミレを摘んでくるようにと命じられたマルーシカは、雪に埋もれた深い森にはいっていくと、大きなたき火を囲んだ12の月の精に出会いました。マルシャークの戯曲「森は生きている」の元になっている昔話です。
ロシア版シンデレラという感じのお話です。継母とその娘であるお姉さんがとってもいじわるで、マルーシカに無理難題を言いつけます。
例えば、冬の森へすみれを取って来いとか、苺を摘んで来いとか…。
ところが、森の中で出会った12の月の精が次々と助けてくれて、マルーシカはなんとか助かるのですが。。。。
この12の月の精の描き方がユニーク。
冬の月はおじいさんたち。秋、夏と少しずつ若くなり、春の月は美しい若者です。
マルーシカはいずれも美しい若者に助けられています。
え!? 最後は月の精と結婚??と思うでしょうが、ラストはどんでん返しが待っています。
それも、この絵本の醍醐味。
まぁ、人にいじわるをすると良くないということは、どの世界でも共通なんですね。
丸木俊さんの描く、ロシア風の挿絵も素敵です。
ちょっとわき道
復活です!!
旦那の実家から帰ってまいりました(≧∇≦)
さて、今回選んだのは、やっぱり冬のお話です。
外国の民話って、継母は必ず悪役ですよね。
シンデレラにしても、白雪姫にしても、そしてこの絵本でも。。。
私の中にも継母=いじわるという図式が成り立ってしまっているのは、
昔話の絵本の影響が大きいからかなぁとも思います。
あんまり先入観を押し付けるのもどうかな?と思うことも。
日本では嫁姑の仲の悪さも一種先入観でありますよね。
あ、別に主人の実家で何かあったわけではありませんよ!!
誤解しないでね。
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福音館書店
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ジャンル:切ない&民話


読んであげるなら5歳〜
自分で読むなら小学校低学年〜
子供のいない老夫婦がある日、雪で娘の人形を作りました。すると、突然、雪むすめはにっこり笑って歩き出したのです。喜んだおじいさんとおばあさんは、彼女をとても可愛がります。そして、冬が過ぎ、春になると、雪むすめは家にこもって寂しそうにしています。やがて、夏が来て、村の女の子たちと一緒に森へ遊びに行くことに。。。太陽を怖がる雪むすめ。日が沈んでホッと安心していたら、女の子たちが焚き火の飛び越えごっこをはじめました。女の子たちがからかうので、思い切って飛んだ雪むすめ。でも…。
ロシア民話風に描かれていますが、日本でも似たようなお話がたくさんあります。
でも、どれも、最後は消えてしまう切ない結末を辿ります。
いつも思うのが、どうして「雪」で作られていることを周囲の人は忘れてしまうのだろうということ。
雪むすめたちは、自分が何で作られているかを知っています。
だから、彼女たちは夏を嫌ったり、お風呂を嫌がったりします。
それでも、無理やり外出させたり、お風呂に入れたりして、はかない命が消えてしまいます。
ほとんどの物語(この絵本も)はそこで話はおしまいになりますが、私はどうしてもその先を考えてしまいます。
きっとおじいさんたちは後悔しただろうな…と。
子供のいない老夫婦に神様から授かったような雪の子供。
彼らはどうして、もっと大切にしなかったのか、そして「雪」であることを忘れてしまったのか不思議です。
しかも、子のない老夫婦に男の子が授かった場合は「桃太郎」や「ちから太郎」のように結末は子として成り立つのに比べ、女の子の場合は往々にしてはかなく消えてしまうのでしょう?
結局、女の子は嫁に行ってしまう…というのを暗示しているのでしょうか?
そして、雪で作られた子供の話がこんなにも切ない最後を遂げるのは、雪そのものがはかなく、一瞬で消え去ってしまうというものだから、このような話になるのかもしれないですね。
ちょっとわき道
こんな風に日本の民話と外国の民話には共通点が多いことに気づきます。
民話だけでなく、ギリシア神話や古事記などにも良く似たお話って多いですよね。
人の考えることの基本的なこと、生活に根付くものや感性って世界に共通することもあるんだなぁと実感します。
絵本から広がる世界。
そんなことを考えるのも楽しいですね。
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詳しくは↓
↓bk−1
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ジャンル:楽しい&民話


読んであげるなら3歳〜
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おじいさんが雪の上に落とした手袋。
フワフワと毛が付いた暖かそうな手袋です。まずは、ねずみが見つけて
住み始めます。すると、カエルもやってきて一緒に住むことにしました。次はウサギ、次はきつね、次は…。
「誰だいてぶくろに住んでいるのは?」
「○○と○○…。あなたは?」
「××だよ。わたしも入れて」
「どうぞ」
と、この繰り返しでお話は進んでいきます。どんどん、同居人が増える手袋のおうち。そして、それと同時に手袋のおうちにもハシゴが付いたり、煙突や窓が付いたりとパワーアップしてきます。
ページをめくるたびに、新しい動物が登場する面白さと、手袋のおうちが変化していく楽しみも味わえます。最後は手袋がパンパンに膨れ上がって…。
小さい子供ってダンボールでおうち遊びをしたり、布団の中でごそごそと遊ぶのが大好きですよね。
この絵本は、そんな小さな子供心をくすぐるような要素が盛りだくさん。小さなおうちに友達と一緒に住んだり、住みよい形におうちをアレンジしたりと絵本の中で夢がどんどん膨らむようです。
子供に読んであげると、
「私はココにドアをつけるの」
「地下室もあったら楽しいね」
なんて会話が弾みます。
動物の描写もリアルなわりには、洋服を着ていたり、帽子をかぶっていたりとユーモラス。
読み聞かせの時は、動物の会話の部分を声色を変えて読んであげると、いっそう楽しくなります。
ちょっとわき道
子供同士でブロックで遊んでいると、とても素敵な会話が聞こえます。
娘「ココは○○ちゃん(娘の名前)のお部屋やねん。ベッドがあってな、テレビもあんねんで」
息子「ココは玄関な。そんで、階段もあんねんでぇぇぇ」
娘「トイレもつくらなな! △△(息子)はいっつもうんちするし、黄色にしとこっ」
息子「いっつもうんちなんかせーへんで!!」(ノ`△´)ノ
そして「ママ〜見て〜。すっごいおうちが出来たでぇぇぇ」と呼び声がかかります。
自分のおうちを作るのってとっても楽しいみたい。
理想のおうちができると、片付けるのも嫌なようです。。。
ちなみに私が作るととんでもなく大きなおうちが出来上がります。
すごいでしょうと子供たちに自慢しますが、あまり魅力を感じてはくれません。。。。。
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ジャンル:童話&面白い

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昔話は、原作のまま忠実に訳したものだと、小さな子供には残酷なお話も多い。
でも、私は、どうしてもアニメチックな童話の本には親しみを持てない。下手をすると原作とまるで違ったお話になっている本もあるからです。
有名なイギリス童話の『三匹のこぶた』も、三匹のこぶたが建てる家の素材がそれぞれ別々で、最後のぶただけがレンガの頑丈な家を作ることと、狼が登場することはどのお話でも共通ですが、それ以外のストーリーは訳者や編集者によってバラバラ。
お母さんぶたが登場する話もあれば、三匹のこぶた全員が生き残る話もあります。
今回、紹介する瀬田貞二さんが訳する『三匹のこぶた』は、とてもバランスのとれた絵本だと思います。子供にこびることのない忠実なストーリーと知恵比べの面白さが魅力です。
物語は、最初のぶたはわらで家を作り、二番目のぶたは木で作りますが、二匹とも狼に吹き飛ばされて食べられてしまいます。
さて、ここから、三匹目のこぶたと狼の知恵比べが始まります。
レンガ作りの家を壊せないことを知った狼は、何とかしてこぶたを誘い出そうとします。こぶたは狼の裏をかき、巧みにしかも利益を得て狼をかわします。
そして、最後には…。
ラストも納得のいく結末です。大人が読んでも面白い作品です。
ちょっとわき道
私は幼稚園に通う子供たちのお弁当を作っていますが、最近のマイブームはお話シリーズです。
先日は『あかずきんちゃん』を作ったので、今回は『三匹のこぶた』にしました。このブログとも合ってますね。。。

↑三匹のこぶた弁当 詳しくはメインブログ『京女のハマリゴト』を見てね。
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